なにわ男子・道枝駿佑、24時間テレビのスペシャルドラマ主演に 魔法のチョーク開発の町工場をドラマ化
なにわ男子の道枝駿佑が日本テレビ系『24時間テレビ46』のスペシャルドラマ『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』(26日午後9時)で主演を務めることが発表された。
『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』で大森広翔役
なにわ男子の道枝駿佑が日本テレビ系『24時間テレビ46』のスペシャルドラマ『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』(26日午後9時)で主演を務めることが発表された。
社員の大半が知的障がい者というチョーク会社が、会社の存続をかけて、新商品の開発に挑戦。窓にかける魔法のチョークを開発した町工場の物語を実話をもとにドラマ化する。
道枝が演じるのは、チョーク会社社長の息子、大森広翔役。やりたいことが見つからないまま、海外に短期留学するが、流されるままに父が経営するチョーク会社に就職した広翔は工場の危機的な経営状況を目の当たりにする。社長である父と、障がい者雇用をめぐって衝突を繰り返しながらも、障がいがある社員たちの労働への真摯(しんし)な姿勢から、「働くことの幸せ」を学んでゆく役柄だ。
道枝の24時間テレビスペシャルドラマ出演は、21年の『生徒が人生をやり直せる学校』以来。「今回は主演を務めさせていただけることがすごくうれしいです。なにわ男子としてはメインパーソナリティー、道枝駿佑個人としてはドラマの主演もやらせていただくということで、すごくプレッシャーもありますが、スタッフの皆さんと一緒に最後まで駆け抜けていけたらなと思っています」と意気込みを語った。
さらに、クランクインに先駆け、原作のモデルとなった工場を訪れ、大山隆久代表取締役社長の案内の元、工場を見学した。「障がいがある方の雇用というのは普段あまり触れる機会のないテーマで、デリケートな部分もあるのかなと思っていたので、どう向き合えばいいのかまだ模索中です。ただ、ドラマを通じて前向きなメッセージを伝えられたらいいなと感じています。僕が演じる広翔のモデルになった大山社長に工場を案内していただいたので、気になったことはどんどん聞いていきました」と振り返った。
さらに、実際のチョーク製造過程の一部を体験。「お仕事中にお邪魔してご迷惑をおかけしてしまっているのではという気持ちもあったんですが、従業員の皆さんが優しく温かく、アットホームな感じで迎えてくださいました。皆さんの作業は見ているときには簡単そうに見えるんですけど、実際にやってみると全然簡単じゃなくて。作業場の中で、皆さんの集中力や、すごく繊細な作業で一個一個丁寧に仕上げていく熱量を肌で感じました」と、広翔役を演じるにあたっての手応えを口にした。