脱炭素運動の愛称「デコ活」に 足立梨花にサンドウィッチマン、道場六三郎の異色メンバーが会議

足立梨花、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)、田牧そら、俵万智、道場六三郎、高橋尚子、桝太一、小池百合子知事、経団連の十倉雅和会長、西村明宏環境大臣が13日、都内で行われた「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称選定会議・発表会に出席した。異色のメンバーが勢ぞろいして議論し、同運動の愛称が「デコ活」に正式決定した。

発表会に出席した足立梨花(右から2人目)、サンドウィッチマン(左端)らメンバー【写真:ENCOUNT編集部】
発表会に出席した足立梨花(右から2人目)、サンドウィッチマン(左端)らメンバー【写真:ENCOUNT編集部】

約8200件の応募のなかから決定

 足立梨花、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)、田牧そら、俵万智、道場六三郎、高橋尚子、桝太一、小池百合子知事、経団連の十倉雅和会長、西村明宏環境大臣が13日、都内で行われた「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称選定会議・発表会に出席した。異色のメンバーが勢ぞろいして議論し、同運動の愛称が「デコ活」に正式決定した。

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 今回は「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称について、同運動が浸透・定着し、国民が脱炭素につながる豊かな暮らしを実践できるよう、シンプルで親しみやすい、愛着を感じられるネーミングを募集。全国から応募のあった約8200件から1つを決定した。

 桝は「個人的に、どうしても押したかったポイントは、炭素というものを敵のように思わないというポイントでした。炭素と言えば、使いようによっては本当に素晴らしい素材にもなります。決して私たちの社会から排除するべきものではない、という思いがあり意見しました。結果としてデコ活というとてもかわいらしく、前向きな言葉になったことをうれしく思います。普段から『デコってますか?』とか『それ、デコいね?!』とかいう風に使われれば」と話し、さらに「今『デコる』と言えば、スマートフォンの裏側を(ラメのシールなどで)キラキラさせるイメージだと思います。10年後には『デコる』と言えばこっちの意味に変わっていて、辞書に乗っているような言葉になれば」と希望的観測を語った。

 足立は「老若男女、いろんな世代の方が言いやすい言葉になったのでは。人生が豊かに“デコ”レーションされて、すてきな生活が送れる、そんな世の中になっていけるように、私もがんばっていきたい。デコ活という言葉を広めていきたい」とほほ笑んだ。

 伊達は「いい会議だったと思う。僕は『エコ・バトル』という言葉を出した。『おぉ?!』となったんですけど、それから誰の口からも『エコ・バトル』という言葉が出ませんでしたね」と笑いを誘いつつ、「漫才に取り入れたりとか、デコ活、いろいろテレビでも発信していきたい」と話した。

 会に先立ってあいさつした西村環境大臣は「気候変動、地球の温暖化は地球規模の大変重要な課題であります。これを解決していくには、国や自治体、企業といったものだけではなくて、国民の皆様おひとりおひとりが意識、行動を変えていく、ちょっとした心がけによって、それは大きな行動になっていくということをベースに考えないといけない、大変重要な課題だと思っております」と持論を展開。「デコ活」に決まった後は「この言葉が(国民の)皆さんの心にすんなり入っていて、行動につながれば」と述べた。

 同会には、上白石萌音もオンライン出席した。

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