ネトフリ『FirstLove』で話題の木戸大聖、連ドラ初主演が決定 ラジオ愛溢れる高校生役
俳優の木戸大聖が8月1日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『僕たちの校内放送』(関東ローカル、火曜深夜24時25分)で、連ドラ初主演を果たすことが12日に発表された。
関東ローカル 8月1日スタート
俳優の木戸大聖が8月1日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『僕たちの校内放送』(関東ローカル、火曜深夜24時25分)で、連ドラ初主演を果たすことが12日に発表された。
引っ込み思案で学校でも目立たない存在の放送部員・今野浩哉(こんの・ひろや、木戸大聖)が、ひょんなことから仲間となる同級生たちとラジオを意識した番組で校内放送を盛り上げていく友情・青春・ラジオが詰まった“校内放送青春群像劇”。青春ドラマの要素が詰まった完全オリジナルストーリーとなる。
主人公の浩哉は、人とのコミュニケーションが苦手な引っ込み思案の高校二年生。親しい友人もおらず、校内どころかクラス内でも目立たない、いわゆる“ぼっち”タイプ。幼い頃からラジオが大好きで自宅では常にラジオを聴いて過ごしている。お気に入り番組は『オールナイトニッポン』。ラジオ好きが高じて学校では放送部に所属するも、部員は浩哉のみ。唯一の仕事となるお昼の校内放送でも定型文の連絡事項だけしか放送しないため、顧問からはついに廃部を言い渡されてしまう。
そんな中、あることをきっかけに出会った同級生・大城健太(おおしろ・けんた)と放送室内で言い争いのけんかをしてしまう。しかもその2人の言い合いが、なんと校内放送で流れてしまっていた。だが、2人の掛け合いが想定外に小気味良かったことで、校内でプチバズりを起こす。それをきっかけに浩哉と健太は校内放送内でラジオを意識した番組をやることに。放送部が廃部になるまでの4か月間、内気でさえないラジオ好きな浩哉とラジオに興味がない社交的な健太、正反対な二人の校内放送を通じて短くも熱い青春と友情の日々が始まっていく。
今作が連ドラ作品初主演となる木戸は、『僕たちがやりました』第10話(2017年、カンテレ・フジテレビ系)で俳優デビューすると、『anone』(18年、日本テレビ系)、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(20年、フジテレビ系)などのドラマ作品に出演。さらに22年に配信されたNetflixオリジナルシリーズ『FirstLove 初恋』では、佐藤健演じる主人公の若き頃を演じてさらなる認知拡大につながった。今作は、ブレークのきっかけとなった『FirstLove 初恋』配信後初の地上波ドラマ出演となる。
「4話とは思えないほど濃密なストーリー」と絶賛
木戸のコメント全文は以下の通り。
○木戸大聖
――連ドラ作品初主演の意気込みをお聞かせください。
「ドラマが大好きでこの世界に入ったので、念願だったドラマの主演をやれることに期待とワクワク感がある反面、それ以上に責任やプレッシャーを感じている日々です。今作は校内放送が題材ということで、せりふ量も多く眠れません(笑)。共演者の方々がついていきたくなるような背中で語るタイプの座長に憧れつつも、みなさんが芝居をしやすい環境を作れるような座長になりたいと思います!」
――台本をお読みになった感想、今作の見どころを。
「最初は4話で完結させるドラマってどんなストーリーになるんだろうと思っていたのですが、“え、こんなに濃密なの?”と演じる者としての責任の重さを感じました。校内放送をテーマとした作品は珍しいと思いますが、学生の頃お昼の時間は校内放送があったので身近に感じました。僕が通っていた学校では誰かがリクエストした曲が流れるのですが、今日は何が流れるんだろうとみんなで毎日楽しみにしていましたね。中学生の頃ちょうど『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(09年、フジテレビ系)がはやっていて、その主題歌だったB’zさんの『イチブトゼンブ』は青春の一曲です」
――ご自身の役どころに関して。
「今まで演じてきた役は明るい性格の人物が多く、引っ込み思案でおとなしい役は初挑戦。探り探り演じていますが、自分も元々人見知りな部分があって人と話したりするのが苦手だったので……そこを思い出しながら演じています。ただ根暗な性格というのは主人公自身にとってはあくまで普通のことなので、そこを悪いこととしては見せたくないと思っています。視聴者の方には、“こういう男の子っているよね”っていう共感と、“成長できてよかったね”という好感を持っていただけるように演じたいです」
――青春時代の思い出を教えてください。
「高校時代に体育祭の代わりにクラス対抗でバレーボール大会があったんです。クラス替えがあった直後の5月にその大会があるのですが、ボールをつないでいくというスポーツがクラスの団結力を高めるきっかけになるすごく大事な大会でした。4月から練習が始まって勝利のために全員が真剣になり協力し合って、一致団結していく。文化祭以上に真剣になったり、負けたら本気で涙したりとすごく青春の思い出です」
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
「4話とは思えないほど濃密なストーリーになっていて青春が詰まった作品になっています! ドラマの中に出てくる人物たちはそれぞれに悩みを抱えていて、視聴者の皆さんにも共感していただけるような親近感のあるドラマになっていますので毎週楽しみに見てもらえたらうれしいです。そしてこの作品をきっかけにラジオのおもしろさも皆さんに伝わればいいなと思います!」