映画『グランツーリスモ』、9・15日本公開決定 “日本発”プレステゲームから生まれた実話
ハリウッド映画『グランツーリスモ』の日本公開日が、9月15日に決定したことが13日に分かった。併せて、日本版ポスターも解禁された。
『第9地区』『チャッピー』のニール・ブロムカンプ監督作
ハリウッド映画『グランツーリスモ』の日本公開日が、9月15日に決定したことが13日に分かった。併せて、日本版ポスターも解禁された。
“日本発”のゲームから生まれた実話を基にした本作は、世界的大ヒットドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン・マーデンボロー(アーチー・マデクウィ)が主人公。
世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」に参加する。プログラムを立ち上げたひとりの男・ダニー(オーランド・ブルーム)と、指導を引き受ける元レーサー、ジャック(デヴィッド・ハーバー)、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちが集結する超絶スピードで描かれるレーシング・アクションだ。
『第9地区』『チャッピー』を手掛けたニール・ブロムカンプが監督を務め、本作について、「ヤン・マーデンボローという人物の信じ難い実話を基にした作品」とコメント。オーランド・ブルームは「夢を叶える物語。だからこの映画は夢を追う全ての人間が見るべき」、デヴィッド・ハーバーは「家でゲームをしていた少年がすごいレーサーになった」、主人公を演じたアーチー・マデクウィは「ヤンは強い情熱と強い思いで、自分自身で道を切り開いて、世界中に勇気を与えた」と、熱い想いを言葉にしている。
そんな本作に登場するゲーム「グランツーリスモ」とは、1997年にPlayStation(プレイステーション)用ソフトとして誕生し、全世界でシリーズ累計9000万本を売り上げるリアルドライビングシミュレーター作品。リアルなクルマの挙動をそのまま再現した本シリーズは「オリンピックEスポーツシリーズ」や「国体・文化プログラム」の競技種目にも選ばれている。