オダギリジョー、朝ドラ撮影前に顔半分に蕁麻疹 菊地凛子が持つ“効能”に驚き「(組に)1人ほしい」
俳優のオダギリジョーが10日、都内で行われた映画『658km、陽子の旅』(7月28日全国順次公開)の完成披露舞台あいさつに、主演の菊地凛子、共演の竹原ピストル、黒沢あすか、吉澤健、風吹ジュン、メガホンをとった熊切和嘉監督とともに登壇した。
映画『658km、陽子の旅』で菊地凛子の父親役
俳優のオダギリジョーが10日、都内で行われた映画『658km、陽子の旅』(7月28日全国順次公開)の完成披露舞台あいさつに、主演の菊地凛子、共演の竹原ピストル、黒沢あすか、吉澤健、風吹ジュン、メガホンをとった熊切和嘉監督とともに登壇した。
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本作は、父の訃報を受けて東京から青森県弘前市の実家までヒッチハイクをすることになった主人公・陽子(菊地)が、東京から青森をたどる旅の中で出会う人々とのトラブルや温かい交流を通して、後悔を抱え孤立した心を癒やしていく一夜の物語。
菊地が演じる引きこもりがちの生活から久しぶりに他人と関わることで、長年の自分への後悔をあらわにしていく主人公・陽子の父親役を演じるオダギリは、鑑賞前の観客の前に登壇すると「暑いし、激しい運動はやめましょうと言われている今日、足を運んでいただきありがとうございます。大丈夫ですか? この涼しい環境ですばらしい映画を見て、涼んで帰っていただければと思います」とあいさつして笑いを誘い、自身の役については「みなさん見ていないんですよね。想像もできないと思うんですけど、見ていただいて受け止めていただければなと思います」とコメントした。
また、オダギリは「今、現場のことを1つ思い出しまして」と切り出し、「菊地さんと一緒のシーンを撮っていて、そのあと朝ドラが入っていて、すぐ大阪にいかなきゃいけないときにメイクを落としたら、顔の半分と首に蕁麻疹ができていたんです」と告白。続けて、「これから大阪に入って朝ドラの撮影大丈夫かなって思ったんですけど、菊地さんと座って喋っていた側がなってなかったんです。(菊地に)効能があるのかな。役のことより、菊地さんの薬の効能をみなさんに知ってもらいたいなと。(組に)1人はほしいですよね」と目を輝かせると、初めて聞いたという菊地は「嬉しいです。逆にブツブツになったって言われるよりいいかなと」と笑顔を見せた。