俳優の生田斗真が主演するテレビ朝日系の連続ドラマ『警部補ダイマジン』（7日スタート、金曜午後11時15分）の記者会見が7日、都内で行われた。

　同名人気漫画が原作。強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエース・台場陣（だいば・じん）が、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、巨悪に挑むストーリーが展開される。主人公の台場陣を演じた生田は「とんでもないものが出来たという実感を持っております」と胸を張ってアピールした。

　台場陣の弱みを握り、召使いのようにこき使う警視庁捜査一課特命捜査対策班の室長・平安才門（ひらやす・さいもん）は、向井理が演じた。映画『ハナミズキ』（2010年）以来、13年ぶりの共演となり、生田は「そんなに時間が経ったのかっていう気がする。見た目のそんなに変わらないし、関係性も変わらないけど、現場でのいずまいが、いままでたくさんの修羅場や経験を乗り越えてきたという大きな背中だった。またこうして久しぶりに会えてうれしい」と喜んだ。

　向井も「感慨深い。前回はお互い20代。電車に乗って一緒に帰ったりして」と懐かしみつつも、「こうして一緒にやれるのはうれしいこと。同世代とバチバチやっていくことは減っていくので、すごくうれしかった。現場でのたたずまいは相変わらずリラックスして、変に気負っていなくて。自然体な姿が、ほかのキャストを安心させてくれる存在だった。一緒にいてやりやすかった」と明かした。

　主人公が「弱みを握られている」設定にちなみ、生田の「弱点は？」との質問が飛んだ。向井は「思い出はいっぱいあるけど……。あんまり人には言えない（笑）」と苦笑。生田とさまざまな作品でタッグを組んできた三池崇史監督は「知りすぎていてやばい。（言ったら）業界から抹殺されてしまう」と語り、会場を笑わせた。

　会見にはオープニング曲「マ人間」を歌う新しい学校のリーダーズがサプライズで登場した。