三遊亭好楽、弟子・錦笑亭満堂を絶賛「いろんな人と付き合えるが彼の才能」

『笑点』メンバーの落語家・三遊亭好楽が1日、東京・両国寄席で行われた弟子で三遊亭とむ改め錦笑亭満堂(きんしょうてい・まんどう)の真打昇進披露興行の初日の後、メディアのインタビュー応じた。師匠も舌を巻くのは満堂の顔の広さ、フットワークの軽快さで、「いろんな人と付き合えるのが彼の才能」と称えた。

真打昇進披露興行の初日を迎えた錦笑亭満堂(中央)と三遊亭好楽(右)【写真:ENCOUNT編集部】
真打昇進披露興行の初日を迎えた錦笑亭満堂(中央)と三遊亭好楽(右)【写真:ENCOUNT編集部】

来年1月の日本武道館公演に好スタート

『笑点』メンバーの落語家・三遊亭好楽が1日、東京・両国寄席で行われた弟子で三遊亭とむ改め錦笑亭満堂(きんしょうてい・まんどう)の真打昇進披露興行の初日の後、メディアのインタビュー応じた。師匠も舌を巻くのは満堂の顔の広さ、フットワークの軽快さで、「いろんな人と付き合えるのが彼の才能」と称えた。

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 先月、都内のホテルで開催された披露パーティーには、600人を超える招待客が参列した。ピン芸人・末高斗夢として過ごした時期の長さを物語るように芸能界の面々も多く、タレントの中山秀征が乾杯の音頭を取り、会場には大手芸能プロダクションの幹部や俳優らが多数顔をそろえた。

 この日、口上に並んだ好楽は、「すごいパーティーでした」とあらためて振り返り、この日の集客にも「心配はまったくなかったです」と太鼓判を押す。「これから、来年の(日本)武道館公演まで、私も一緒に(日本中を)ついていきますが、疲れが出る。それが心配ですね」と、新真打の健康を気遣った。

 同時に、好楽は「背伸びするんじゃないよ、とは言っています」と等身大で自分を見せることの重要性を口酸っぱく弟子に伝える。「きょうがスタート。10年20年続く。武道館(公演)で終わりじゃないけど、芸人はハデにやることが大切」と、生涯芸人として過ごす弟子の未来の姿に期待を寄せた。

 初日に満堂が披露したネタは新作落語「落語免許センター」。落語家でいることが免許制になる時代を新作落語にまとめた噺で、舞台袖で聞いていた好楽は「世間噺からネタに入って、うまくまとめた」と及第点を付ける。「すてきなお客さんのおかげで、きょうのスタートが切れた」と満面に笑みを浮かべ、一門で門出を祝う打ち上げ会場へ姿を消した。

次のページへ (2/2) 【写真】挨拶をする三遊亭好楽
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