朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント『XANA presents BreakingDown8.5』が1日、都内で行われた。メインカードのミドル級（80キロ）ワンマッチでは、こめおが超10人ニキに“7R”KO勝ちを収めた。この試合は試合当日に無制限Rで行われることが発表されていた。

　BreakingDown最弱の超10人ニキと、屈指の人気ファイターこめおのマッチアップ。こめお有利と見られていたが、2人は死闘を演じた。

　当然のように正規の1Rでは決着がつかず、延長ラウンドへ。延長3R以降になると両者の打撃は単発に。明らかにスタミナが切れかけていた。それでも6度目の延長Rで、こめおの膝がヒットし、崩れ落ちる超10人ニキ。決着の瞬間だった。

　ある意味で“らしい試合”を展開した2人は試合後ヘロヘロになり、立ち上がれず。それでもマイクでは健闘をたたえ合い、超10人ニキは事前に宣言していた引退を撤回と大団円の結末だった。

　コメンテーターを務めたお笑いコンビ・霜降り明星の粗品は「こめおと超10人ニキ、コンビで吉本興業に来てほしい」とオファー。自身がリングに立つ可能性を問われると、「あるかい！　ボケ～」とすかさずツッコミを入れ、否定した。