12歳女優・大沢一菜、TVドラマ初出演は本郷奏多とのW主演 福島12市町村でロケ敢行、テレ東『姪のメイ』

俳優の本郷奏多(33)と大沢一菜(かな/12)が、9月7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『姪のメイ』(木曜深夜24時30分)でダブル主演を務めることが3日に発表された。本郷にとって9年ぶりのテレ東ドラマ主演、大沢は本作がテレビドラマ初出演となる。

大沢一菜
大沢一菜

9月7日スタート ドラマ『直ちゃんは小学三年生』のPが手掛ける

 俳優の本郷奏多(33)と大沢一菜(かな/12)が、9月7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『姪のメイ』(木曜深夜24時30分)でダブル主演を務めることが3日に発表された。本郷にとって9年ぶりのテレ東ドラマ主演、大沢は本作がテレビドラマ初出演となる。

 本作は、姉夫婦を事故で亡くした主人公・小津が姪っ子・メイを1か月だけ引き取ることになり福島へ仮移住する、というひと夏の出来事を描いたヒューマンコメディー。都会で育った現代的な思考をもつ32歳独身男子と芸術家肌で達観した12歳の女子……というミスマッチな2人の距離の変化を描く。

 また、実際にロケは福島12市町村(※)で行い、前向きに生きる地元の人たち、近年増加する移住者たちの姿を映し出す。

 本作の主人公・叔父の小津役を演じるのは、本郷。テレビ東京のドラマには2014年放送の主演作『なぞの転校生』以来、実に9年ぶりの出演となる。演じるキャラクターについて、「非合理的なことを嫌ったり、物事に対して少し冷めた見方をしたりする現代的な青年です。しかし、不器用ながらも心の芯は優しい人物なので、メイの奔放さや純真さと触れ合うことによって徐々に性格にも変化が見えてきます」と説明。

 福島ロケについても、「また、広大な自然と穏やかな風景が広がる福島というロケーションも大きな見どころのひとつです。復興に向けて力強く生活している現地の方々のお力も借りて、メイ役の大沢さんと一緒に素敵な作品を作り上げていきたいと思います。メイと小津、ふたりの空気感を楽しんでください」とアピールした。

 さらに、姪のメイ役には映画『こちらあみ子』(22年)で主演・あみ子役で鮮烈なデビューを飾り、『季節のない街』(23年)への出演も控える大沢が決定。本作がテレビドラマ初出演となる大沢は、「今回メイ役を演じさせていただく大沢一菜です。メイの好きなところは、両親が亡くなってもそれを受け止めて前向きに生きようと頑張るところです。小津との絆、福島で暮らす個性的な近所のみんなとの絆がどんどん深まっていく姿を見て前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです。頑張るので、放送を楽しみに待っていてください!」とコメント。

 また本作は、ギャラクシー賞を受賞したドラマ『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京)シリーズを手がけた青野華生子プロデューサーが企画・プロデュースする。

※福島12市町村は、東日本大震災の際、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村を指す。

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