【Mリーグ】元乃木坂46・中田花奈、監督が明かした指名理由 「大舞台を経験、芯の強さ、メディアの強さがある」

プロ麻雀リーグ・Mリーグは30日、都内において「Mリーグ2023-2024ドラフト会議」を開催。来季から新規参戦するBEAST Japanextが4選手指名。ドラフト後、同チームの高橋暁監督が囲み取材に応じ、各選手の指名理由について語った。

BEAST Japanexから4巡目で指名を受けた中田花奈
BEAST Japanexから4巡目で指名を受けた中田花奈

4巡目で指名 “ドラ1”猿川真寿の魅力は「攻撃的な麻雀」

 プロ麻雀リーグ・Mリーグは30日、都内において「Mリーグ2023-2024ドラフト会議」を開催。来季から新規参戦するBEAST Japanextが4選手指名。ドラフト後、同チームの高橋暁監督が囲み取材に応じ、各選手の指名理由について語った。

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 1巡目に指名したのは、日本プロ麻雀連盟所属の猿川真寿。“ドラ1”に選択した理由として、目指す「攻撃的な麻雀」というチーム像にマッチしたことを挙げて、「攻撃的な麻雀で、意外なところから高打点を狙っていくような試合運びとか、魅せる麻雀みたいな、常に前に前にというところがいいなと思ったところです」と話し、“モンキーマジック”とも評される雀力に期待する。

 2巡目には、17日に開催されたドラフト会議指名オーディション・ファイナルにおいて優勝した日本プロ麻雀連盟の菅原千瑛を指名。指名されることが内定した形だが、「ファイナルの南4局の戦い方、やはり実力もそうなんですけど、運も兼ね備えているな」と感じたとして、「明るい性格なのでチームのムードメーカーになってくれる」と続けた。

 そして、3巡目には将棋界から麻雀界へと参戦した鈴木大介を指名。プロ麻雀界入りを表明した5月の段階で注目していたと明かしつつ、「鈴木9段が2019年に最強戦で最強位を獲得したころから、Mリーガーで戦ったらおもしろいだろうなと思っていました。Mリーガーになれる切符を手に入れたので、こちらとしては指名したいと考えていた」と以前から気になる存在であったという。

取材に応じたBEAST Japanext・高橋暁監督【写真:ENCOUNT編集部】
取材に応じたBEAST Japanext・高橋暁監督【写真:ENCOUNT編集部】

 チームとして最後の選手となる4巡目には、乃木坂46の元メンバーでタレントでもある中田花奈を指名。20年10月にグループを卒業後、趣味だった麻雀を極め、22年3月には日本プロ麻雀連盟のプロテストに合格し、プロ雀士としても活動している。

 名前が読み上げられると、放送席からも驚きの声が上がった。知名度のある中田を選んだのは、発信力だけでなく今後の伸びしろにも期待しており、「乃木坂46の元メンバーで大舞台を経験し、活躍して、パフォーマンスを発揮してきたという芯の強さ、メディアの強さもありますし、実力についてはまだ粗削りな部分もあるかもしれないんですが、チーム全体のバランスを考えたときに、猿川プロとか、鈴木プロと闘っていくなかで、さらに進化していくのではないかと期待しています」と語った。

 新規参入という形で挑む来季に向けて高橋監督は、「立ち止まったりつまずいたり、分からないことがあったりとか、色んなことがあると思うんですけど4人で力を合わせて、私も最大限サポートさせてもらって、一個一個乗り越えていくチームを目指していきたいです」と力強くコメント。

 また、今後のチーム展開についても、「今もMリーグ機構さんがいろんなイベントをされていますけど、私どもはBSJapanextのBS全国無料放送局、公共放送としての役割がありまして、より全国に発信していく、麻雀が楽しい、やってみたいという人を増やしていくことをお力添えできれば」と話し、同局の番組企画などでMリーグや麻雀界を盛り上げていく決意も示した。

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