“Uの頑固者”田村潔司、総合格闘技は「あと1試合か2試合」 アフターコロナの復帰に意欲示す
オファーがあれば前向きに考えてみたい
――ちなみに今後はどんなことをやっていきたい感じですか?
田村 やっぱり大会をやりたいんだよね。ただ、今はコロナでこんな状況だから、その会議も止まっている感じです。
――例えば2016年の春にはRIZINのリングでグラップリングの試合にも出場していますけど、そういった大会に出ていく可能性は?
田村 グラップリングであれば、オファーがあれば前向きに考えてみたいけどね。
――MMAルールはどうでしょうか?
田村 総合(MMA)はどうだろうねー!?
――純粋なMMAルールの試合となると、2008年大晦日にあったDynamite!!での桜庭和志戦以来、遠ざかっています。
田村 いや、もう俺の出番なんかないでしょう。
――その言い方だと「オファー次第では」というように聞こえます。
田村 だってもう50歳だよ(笑)。
――その言葉、PRIDE時代に長州力がヴァンダレイ・シウバ戦の話を軽く振られた時にそう答えたと聞いたことがあります。
田村 そうなの?
――となると、当時の長州さんの気持ちがわかる感じですかね?
田村 いや、俺が思うに長州さんがそう言ったとしたら、それは断るための理由として使った気がするんだよな。建前っていうか。
――田村潔司は違うと。
田村 少なくとも俺は、前向きに「50歳だよ」って使っているし、実際、あと1試合か2試合か。総合でやりたいとは思うしね。
――サッカーだとKINGカズ(三浦知良)、野球だとKK(清原和博、桑田真澄)の動向を、とくに同世代の方々は気になるように、田村潔司と同世代の方は気にしていると思います。
田村 やっぱり総合に関しては、話が来たらって感じかなー!?
――わかりました。楽しみにしています。
田村 そんな感じで。
――最後に少しプライベートな話を聞くと、田村さん、お子さんは何人いましたかね?
田村 子どもは2人。9歳と6歳の男の子だね。
――それなりに子育ての苦労も経験しました?
田村 いや、子育ての苦労はまったくない(キッパリ)。
――まったく?
田村 ないね。すべてに言えるだろうけど、子どもたちがグズったり文句言ったりしても、子どもってグズることだったり文句を言うのが仕事だから。
――確かに。
田村 だから押さえつけより開放してる。でも、ここ一番は俺のことを一番ビビってると思う。
――昭和的な感じですね。
田村 いや、いつの時代のそんな感じなんじゃないの? だから普段はバカにされるフレンドリーな親父。たまに怖い親父のスタンスで。
――なるほど。緩急自在な感じですね。
田村 (無視して)キヨシです。。。