小峠英二、女性芸人にベタ惚れ→大暴走 有田哲平も困惑「こんな壊れてるの初めて見た」

お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平がMCを務め、バイきんぐの小峠英二が進行を担当する動画配信サービス・Paraviのバラエティー番組『有田ジェネレーション Season9』(#11~#15)が23日から配信された。今回、収録直後のほろ酔い気味な有田と小峠を直撃。番組の見どころを語り合ってもらった。

収録に臨んだ有田哲平(左)と小峠英二
収録に臨んだ有田哲平(左)と小峠英二

『有田ジェネレーション Season9』の収録現場を振り返る

 お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平がMCを務め、バイきんぐの小峠英二が進行を担当する動画配信サービス・Paraviのバラエティー番組『有田ジェネレーション Season9』(#11~#15)が23日から配信された。今回、収録直後のほろ酔い気味な有田と小峠を直撃。番組の見どころを語り合ってもらった。(取材・構成=猪俣創平)

――まずは、ピン芸人のスルメと納言の薄幸による「スルメと幸第10話」がありました。今回はまさかの展開が待っていましたね。

有田「今回はやる予定なかったんですけどね~。収録の合間にトラブルが発生したというか、我々も巻き込まれた感じになっちゃったんですが」

小峠「スルメのプレイボーイっぷりがね。あんな美女を捕まえて」

有田「約50年くらいのあいつの人生なんだと思うけど、一番の春が来ていると思う」

小峠「マジでそうでしょうね」

小峠「幸ちゃんがね、追われる側から追う側になったっていうね、まさに転換期だったんじゃないですかね」

――続いて、鈴木バイダン企画「最高の『一旦タバコ吸うね』」で“鈴子”のネタを見たわけですが。

有田「あったね、そんなの(笑)。鈴子も今はピン(芸人)で必死になっているので、『じゃあ企画持ってこい、ネタ見せろよ』っていう軽い一言だったんですけど、なんと今回は3ネタを」

小峠「『有ジェネ』で初じゃないですか? 一発の企画で3ネタやるのは」

有田「ネタ全部ちゃんと作ってたからね。これは続きそうな気がしましたね。いろんな人とのコラボが見たいっていうね」

――「ちゃんぴおんず倒れ芸GP」はいかがでしたか。

小峠「これは俺が今回一番笑ったネタですね。こんな収録で笑うことあるんだなって、恥ずかしいくらい笑っちゃいました。いや、面白えんだって(笑)」

有田「頭が痛くなってたよね? 楽屋戻ってからも笑ってたし。隣の部屋から『クククク』って笑い声が聞こえたし(笑)」

小峠「思い出し笑いです(笑)。いや~やっぱ面白かった。これはすごかったですね。僕は“今日イチ”でしたね、笑っちゃいましたね」

有田「(ネタが)もうよく分からないんですよ! なんでも“芸”と付ければいいわけではなくて。ただバーンと倒れるだけですよ? 倒れて支えるのが芸なのかと思ったら2人でバーンと倒れて(笑)」

小峠「でも面白かったですね~(笑)」

実際にお酒を飲みながら進行した「一緒に飲みたい芸人選手権」
実際にお酒を飲みながら進行した「一緒に飲みたい芸人選手権」

企画「一緒に飲みたい芸人選手権」で小峠英二が酔っぱらう

――小峠さんがべろべろに酔ってしまった「一緒に飲みたい芸人選手権」という企画もありました。

有田「すべてはこの企画なんですよ」

小峠「いやあ……きょんちぃ(ぱーてぃーちゃん・金子きょんちぃ)がね、飲むとエロくなっちゃうと聞いちゃったんでね、ちょっとそれはもう歯止めが効かなくなっちゃいますよね」

有田「企画のきっかけは、我々が2、3か月くらい前に『最近誰と飲みに行っているの?』っていう話をしていて、女性芸人と飲むことが多いということでした。それで、スタッフと打ち上げに行くので、そこに連れて行く女性芸人を探そうという悪ふざけのノリみたいなのがあったんです。今回は、途中までは誰も連れて行かねえだろという雰囲気だったんですが、やっぱり“あの一言”を聞いてから小峠がおかしくなっちゃって」

小峠「いや~。はい……」

有田「『お酒が入ったらエロくなる』っていう言葉を聞いてから(笑)」

小峠「おかしくなっちゃった。もう、お笑いのモードを排除しちゃいましたよ」

有田「そのあと、早く打ち上げに行きたいっていうモードになっちゃったので。今回はシーズンを連続で見てほしいですね」

小峠「そうですよ、連続で流れをね、見てほしいですね(笑)。酔っているところだけを切り取られると、『なんで小峠あんな感じになってるんだ?』って疑問に思いますからね」

有田「そのあとの『エピローグ』から小峠がかかっちゃって」

小峠「おかしくなっちゃいました」

有田「小峠も江戸ベルトに向かって『お前エロいだろ?』みたいな感じで誤魔化していましたけど、とうとう豆鉄砲のときには『俺はきょんちぃに会いてぇんだ』と、『ネタにきょんちぃを出せ』と、皆さまが言うところの“乱入芸”というのをしてましたけど(笑)」

――今回の収録全体を通してどのような感想でしたか。

有田「我々からしてもどんどん崩壊していく姿というのが見どころかもしれないですね」

小峠「初めて自発的に乱入したかもしんないですね」

有田「ああ! 確かに!(笑) スタッフからの『入れ』って合図もなかったよね!」

小峠「人のネタを止めるっていうのはやはり芸人だから心もとないんですけど、あのときはやっぱりその……魂というか、感情で入っちゃいましたね~」

有田「いつもは『何やってんだてめえ!』とか、『なにやってんだこのやろう!』みたいな入り方するけど、『おい! きょんちぃ出せ!』って(笑)」

小峠「そうですね、なっちゃいましたね……」

――今回、小峠さんは「ちゃんおんずの倒れ芸」が一番笑ったとのことですが、有田さんは。

有田「ある意味“裏笑い”としては最後の『エピローグ』が(笑)」

小峠「ハッハッハ!(笑)」

有田「裏でスタンバイしてるときも小峠が『早くきょんちぃ出せ』って小声で。ただの酔っぱらいでした(笑)」

小峠「ただの46のオッサンが酔ってるだけっていう(笑)」

――今回は全編通して見ても面白いということでしょうか。

有田「そうですね。今回は傑作! 全部見てもおもしろいと思う」

小峠英二
小峠英二

有田哲平は感慨「種をまいていたものが少しずつ花が開いてきている」

――これまでのシーズンとの違いや共通点などを踏まえて、今シーズンの見どころを教えてください。

有田「ずっと変わらずやってる『スルメと幸』みたいなのもあるんですが、YouTubeをやってた時期がありまして、芸人と酒を飲みながら話していて、種をまいていたものが本編に出てきて、バリネコとユーマだったり、ちゃんぴおんずの倒れ芸だったり、女性芸人と一緒に飲みたいみたいなものとか、少しずつ花が開いてきている感じがあって、ますます盛り上がっていきそうな感じがしましたね」

小峠「だからやっぱり、コロナが終わったっていうのが」

有田「実感するね!」

小峠「種から芽が出て育ってきたのと、コロナが収束してきたのがちょうど合致したシーズンだったのかもしんないです。おもしろかったです」

――収録を終えて、現在の姿を収録前に想像していましたか。

有田「まったくしてません。まさか最後に小峠が『おい、きょんちぃ出せ!』でしたから」

小峠「ほんとっすよね(笑)」

有田「長年の付き合いですけど、こんな壊れた小峠見るの初めてでしたから(笑)」

――最後に改めて、見どころを教えてください。

有田「確かに芸人が酒飲んで悪ふざけしていた部分が一部ありますが、どこ切ってもおもしろい番組になっていると思います」

小峠「本当に今回のやつを見たら、コロナの終焉(しゅうえん)迎えたなって。日常にお笑いが戻ったなっていう実感できるんじゃないかなって。やっぱり面白かったっすね。早くきょんちぃに会いたいですね(笑)」

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猪俣創平

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