『翔んで埼玉』続編正式タイトルが発表 11月23日に公開決定で特報映像なども続々解禁

2019年にミュージシャンで俳優のGACKT、二階堂ふみのダブル主演で実写映画化された『翔んで埼玉』の続編の正式タイトルが『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』となることが分かった。また、公開日も11月23日と発表。特報映像とティザービジュアルも公開された。

解禁された『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』のティザービジュアル【写真:(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会】
解禁された『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』のティザービジュアル【写真:(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会】

前作は第43回日本アカデミー賞で12部門を受賞

 2019年にミュージシャンで俳優のGACKT、二階堂ふみのダブル主演で実写映画化された『翔んで埼玉』の続編の正式タイトルが『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』となることが分かった。また、公開日も11月23日と発表。特報映像とティザービジュアルも公開された。

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 魔夜峰央の原作『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社/累計発行部数72万部)を二階堂・GACKTという強烈な個性を放つ主演2人により実写化し、興行収入37億6000万円をたたき出した映画『翔んで埼玉』は、第43回日本アカデミー賞において最優秀監督賞を含む12部門を受賞し、数々の海外映画賞にも輝くなど、大きなブームを巻き起こした。

 埼玉県を徹底的にディスるという衝撃的な内容とは裏腹に埼玉県民の心に深く郷土愛を刻んだ本作は、先日発表された前作からの続投キャストである俳優の加藤諒と益若つばさが一足早く埼玉県行田市を訪れ、ギネス世界記録認定の超巨大田んぼアートとのコラボイベントを盛り上げるとともに“行田”が続編で重要な場所として登場することも匂わせるなどすでに話題を呼んでいた。

 今回解禁となったのは、“壮大な”航海シーンからスタートする特報映像。「今ここで戦わなければ日本全土が大阪になってしまう」という麗(GACKT)の声が不安をあおり、「琵琶湖の水を止める」という仰天発言までもが飛び出す。険しい旅路の中で不気味な景色が見え隠れし、しまいには、大量のたこ焼きを食べながら「なんでっしゃろ?」と流ちょうな関西弁を話す百美(二階堂)の衝撃の姿も。

 まさに、西も東も入り混じり埼玉のみならず日本中を巻き込んでいくことになる“天下分け目の東西対決”の兆しがうかがえる。日本最高峰の茶番劇をうたう本作が、今度は一体どんなディスり合いを繰り広げてくれるのか……期待高まる映像となっている。

 また、併せて解禁となったティザービジュアルからも西の風がひしひしと感じられる。まるで漫才師のような出で立ちの麗と百美が「関西の皆様 飛び火してすんまへん。」とおなじみの謝罪ポーズを関西弁とともに披露しているほか、おなじみの「○さ」マークに加え「阪」の文字や、どこかで見たことのあるシルエットもちらつくなど隠しデザインがふんだんにあしらわれている。

 麻実麗を演じたGACKTは続編について「『翔んで埼玉』なのに、なぜ関西に行くのか」とツッコミつつも、「壮絶な東西対決の行方はみなさんの予想を裏切り、期待には大いに応えられる作品になっていると思います」とアピール。壇ノ浦百美役の二階堂は「前作プロモーションの関西キャンペーンで、続編は『止めるで琵琶湖』なんて安易に言ってしまったことを後悔しています」と、自身の発言がまさかの現実になったことをディスりながらも、「関西を巻き込んでいっても変わらず、“埼玉愛”、“郷土愛”、そして“人とのつながり”をお届けいたします」と、本作でも変わることのない『翔んで埼玉』の世界観が広がっていることを明かした。

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