ウエストランド井口、M-1優勝後に仕事増加も「気まずかった」 毒舌漫才の代償を吐露
漫才日本一を決めるお笑い賞レース『M-1グランプリ2023』の開催発表記者会見が27日、都内のヨシモト∞ホールで行われた。2022年チャンピオンのウエストランドが、優勝後の変化、優勝の秘訣(ひけつ)について語った。
昨年、大会史上最多7261組の頂点に
漫才日本一を決めるお笑い賞レース『M-1グランプリ2023』の開催発表記者会見が27日、都内のヨシモト∞ホールで行われた。2022年チャンピオンのウエストランドが、優勝後の変化、優勝の秘訣(ひけつ)について語った。
昨年、2度目の決勝進出を果たしたウエストランド。毒舌漫才を覚醒させ、大会史上最多7261組の頂点に立った。
優勝してから半年がたったことを受けて井口浩之は、「ありがたいことに、いろいろお仕事させていただきました」と報告。毒舌漫才の反響も大きかったようで、「ネタがネタだけに、会う人、会う人、気まずかった。グラビアの人に『どうもサウナ入っています』と言われましたが、乗り切ってやっております」と苦笑した。
相方の河本太は、優勝後のメディア出演増加を振り返ったが、「また、井口1人の稼働が増えてきた」とコメント。この会見後も井口だけの仕事があり、自分はオフであることを明かすと、「ちょっと太ったので渋谷から阿佐ヶ谷まで歩いて帰ろうと思います」と悠々自適な生活を送っている様子だった。
質疑応答で「優勝する秘訣は?」と聞かれたが、井口は「知りませんよ。好きなようにやればいいんじゃ。できれば、新しいチャンピオンは生まれてほしくない。ルールがうまく変わって、笑い飯さんとか出てこないかな」と本音をポロリ。河本が「徳を積んでいい相方を見つけることです」と答えると、井口は「徳なんて積んでないだろ!」と鋭くツッコみを入れ、「1人でも頑張れば優勝できます」と言いたい放題だった。
会見には、オズワルド、ロングコートダディ、ヨネダ2000、キュウ、ダイヤモンド、キングオブコント2022チャンピオンのビスケットブラザーズ、ななまがり、ママタルト、シンクロニシティも出席した。
M-1グランプリ2023の出場資格は、プロ・アマ、所属事務所問わず、コンビ結成15年以内(2008年1月1日以降の結成)で2人以上に限る。エントリーは27日からスタートし、決勝は例年通り12月の開催を予定している。