「アマゾンは棺桶が…」闘莉王氏が激白、コロナ感染拡大が止まらぬブラジルの現状とは

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化するブラジル。2月26日に南米初となる感染者が報告されて以降、被害は拡大。14日には前日比で約1万4000人増加し、計20万人を超えるなど、事態は悪化の一途を辿っている。

田中マルクス闘莉王氏【写真提供:闘莉王TV】
田中マルクス闘莉王氏【写真提供:闘莉王TV】

公式YouTube「闘莉王TV」で緊急レポート、感染者が20万人を超えたブラジルの現状は…

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化するブラジル。2月26日に南米初となる感染者が報告されて以降、被害は拡大。14日には前日比で約1万4000人増加し、計20万人を超えるなど、事態は悪化の一途を辿っている。

 2010年、サッカー南アフリカワールドカップで日本代表の16強進出に貢献し、昨季限りで現役を引退して現在はブラジルに一時帰国している田中マルクス闘莉王氏は、公式YouTube「闘莉王TV」で母国の現状について緊急レポート。その中で、こう語った。

「アマゾンとか大変だよ。棺桶がないぐらいやばい」

 幼馴染も住む南米アマゾンの奥地にも新型コロナウイルスのパンデミックがついに到達。ブラジルでは土葬が一般的だが、棺桶の数が足りないほどの死者が出ている現状や、スーパーマーケットでマスク着用義務が引き起こした悲劇についても、緊迫した表情で明かしている。

 闘莉王氏が現在住むサンパウロ州では5日に解除となるはずだった新型コロナ感染防止策の外出自粛令も5月いっぱいまで延長になった。サンパウロ中心街から車で7時間以上という故郷パルメイラ・ド・オエシチの隣町でも感染者が報告されたと語る闘将。現地からの貴重なレポートで、ブラジルの衝撃的な現実が浮き彫りになっている。

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