東山紀之、後輩・岡本圭人は「赤ちゃんの頃に抱っこしていた」 舞台共演で「不思議な感じ」
俳優の東山紀之が主演を務める舞台『チョコレートドーナツ』が再上演することが24日、発表された。PARCO劇場開場50周年記念シリーズで、10月の東京公演・PARCO劇場を皮切りに11月には地方を巡演する。
舞台『チョコレートドーナツ』が再上演
俳優の東山紀之が主演を務める舞台『チョコレートドーナツ』が再上演することが24日、発表された。PARCO劇場開場50周年記念シリーズで、10月の東京公演・PARCO劇場を皮切りに11月には地方を巡演する。
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舞台は、1979年のウェスト・ハリウッド。ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子どもを育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』が原作。社会的マイノリティーが直面する問題を告発しながら、愛と自由を求める人間の本質を描く。
日本でも広く支持を得たこの映画を、20年世界で初めて、演出家・宮本亞門が舞台化した。コロナ禍でわずかな上演回数となった本作品。今回、満を持して再演することが決定した。
東山は、シンガーを夢見ながら、ショーパブの口パク・ダンサーとして日銭を稼ぐルディ、ルディと共に障がいのある少年マルコを育てようと、世間と闘う検察官ポール役を岡本圭人が演じる、
また、ダウン症のある少年マルコ役は、初演同様、実際にダウン症のある青年のオーディションを実施し、トリプルキャストで丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人が選出された。
主人公・ルディ役を演じる東山は「『チョコレートドーナツ』は素晴らしい作品なだけに、たくさんの方に見ていただきたいと思っていたので、もう一度チャンスをいただけて大変ありがたいです」と再演決定を喜んだ。
ジャニーズの後輩・岡本との共演についても「赤ちゃんの頃に抱っこしていた子が大きくなって、一つの作品で共演できるというのは不思議な感じがしますが、大きな縁も感じます」と話した。
さらに、岡本との出来事を回想。「昔、森光子さんと岡本健一と共演させていただいたときに、圭人があまりに森さんを好きすぎて、座っている森さんにジャンプで飛び込んで行って…ほぼ飛び蹴りなんですよ。それを見てみんなで青ざめるっていうことがあったんですけど(笑)その子と同じ舞台に出演するというのは僕自身、胸に迫るものがあります」と感慨深い思いを明かした。
一方、ポール役の岡本は「東山さんは僕が小さな頃から抱っこしてもらったり…(笑)自分が生まれた時から成長を見守ってくれていた方なので、自分の心を預けて一緒に作品をつくる事ができるとてもいい環境だと思います」とコメントした。