岡田将生、山下敦弘監督と16年ぶりタッグに感慨「この仕事を続けてこられてよかった」

俳優の岡田将生が22日、都内で行われた映画『1秒先の彼』(7月7日公開)のプレミア舞台あいさつに、ダブル主演の清原果耶、共演の福室莉音、片山友希、しみけん、メガホンをとった山下敦弘監督とともに登壇した。

舞台あいさつに登壇した岡田将生【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した岡田将生【写真:ENCOUNT編集部】

清原果耶との共演は「とても面白い作品になる」

 俳優の岡田将生が22日、都内で行われた映画『1秒先の彼』(7月7日公開)のプレミア舞台あいさつに、ダブル主演の清原果耶、共演の福室莉音、片山友希、しみけん、メガホンをとった山下敦弘監督とともに登壇した。

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 京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田)と1秒遅いレイカ(清原)の“消えた1日”をめぐる物語を描く本作で、山下監督と『天然コケッコー』(2007年)以来16年ぶりのタッグとなった感想を聞かれた岡田は「あのときは高校生で、何も分からない僕に現場でたくさんのことを教えてくれた監督と、また大人になってから映画というものを作れることはとても感慨深くて、僕自身は今も緊張しております。とても緊張しております(笑)。大事なことは2回言うってやつですよね」とにっこり。

 加えて、岡田は「監督ともう1度こうやって舞台あいさつでみなさんの前に立てることが本当にうれしくて、この仕事を続けてこられてよかったなと思いますし、特殊なキャラクターを監督と1から作れて、今回、完成したものを見て本当によかったなと思いました」としみじみと語り、山下監督は「僕も29歳だったので(笑)、お互い若いころを知ってると照れくさくて、最初はニヤニヤしながら始まりましたけど、楽しかったですね」と笑顔を見せた。

 また、清原と共演しての感想を求められた岡田は「1秒早い、1秒遅いっていうのでタイミングが合わないんですけど、それをどう合わせていくかというお芝居がまた楽しくて、すごくやりがいがありました。息は合ってないんだけど合ってるという感覚が妙にしっくりきたので、とても面白い作品になるんじゃないかなと思いながら撮影はしていました」と回顧し、清原は「現場にいたときはお互いハジメ君とレイカちゃんだったので、お互いのちょうどいい距離感で一緒に作品作りができてうれしかったです」と吐露。

 2人はせっかちタイプかのんびりタイプか追求されると、2人とも「せっかちです」と答え、何事も1秒早いハジメ役は演じやすかったか聞かれた岡田は「そんなこともなくて(笑)。仕事のときはゆったりしているので、はい。そうですね、はい」と答えて会場の笑いを誘った。

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