俳優の観月ありさが22日、都内で行われた、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の制作発表会に出席した。また、キャストで主役の堂本光一、森公美子、鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、彩吹真央、小堺一機、小野桜介、チョウ　シ、涌澤昊生も登壇した。

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　観月は、ゴールデンチケットを引き当て、ウォンカのチョコレート工場で驚くべき体験をする少年・チャーリーの母で、夫を亡くし貧しくも家族を必死で支えるバケット夫人役を演じる。

　本作が帝劇初登場となる観月は「とにかく、みなさんの足を引っ張らないようにやりたいなと思っています。おもちゃ箱をひっくり返したような世界観の中で、癒し的な存在になれればいいなと思っております」とアピールした。

　さらに、歴史ある帝劇について「ミュージカルの聖地というようなイメージです。初めて立たせていただくんですが、本当にわからないことだらけですので、みなさんに色々と聞きながら、千秋楽まで乗り切っていきたいと思います」と意気込みを語った。

　作品にちなんで、チョコレートにまつわるエピソードも告白。「子どもの頃に好きな男の子にバレンタインデーを渡しに行ったんですが本人がいなかったので、チョコレートのうえにイニシャルだけを書いて壁に置いて去ったんですね。その直後に角を曲がったら、男の子が女の子と2人乗りで自転車に乗っていた。一瞬にして恋が破れた記憶があります」と過去を振り返った。