アンジュルム竹内朱莉が卒業公演 アンコールで号泣「暑苦しいぐらいの応援ありがとうございます!」

アイドルグループ・アンジュルムのリーダー竹内朱莉(たけうち・あかり)が21日に神奈川・横浜アリーナで開催されたコンサートを最後にアンジュルムとハロー!プロジェクトを卒業した。

卒業公演を行ったアンジュルムの竹内朱莉【写真:アップフロントグループ提供】
卒業公演を行ったアンジュルムの竹内朱莉【写真:アップフロントグループ提供】

今後は「書道で世界を目指します」タレント活動も続行宣言

 アイドルグループ・アンジュルムのリーダー竹内朱莉(たけうち・あかり)が21日に神奈川・横浜アリーナで開催されたコンサートを最後にアンジュルムとハロー!プロジェクトを卒業した。

 ブルーのペンライトが観客席で揺れる中、セクシーなブルーの衣装でステージに登場したメンバー10人は楽曲『ぶっ壊したい』からステージをスタート。激しいロック調のメロディーに合わせてメンバーも激しいダンスを繰り出すと早くも会場は最高潮に。竹内も朗らかな笑顔を浮かべながらノリノリでステージを駆け回った。

 最初のトークコーナーで竹内は「私は今日卒業するらしい」といたずらっぽくシャウトすると1万2000人のファンからは「えーっ!」と悲鳴が。すかさず竹内は「『えーっ』と言われても卒業するもんだぜー」と答えつつも、「まったく実感がないんですよ。横浜アリーナで卒業公演ができてすごくうれしいです。最強のアンジュルムをお見せします!」と全力投球を誓った。アンジュルムとしてアリーナに立つのは今回が初めてとなった。

 その後もエネルギッシュなステージが続いたが、中盤に入って「別れ」をテーマにした『交差点』や竹内にとってつんく作詞作曲の最後の楽曲となる『同窓生』(14日発売)を披露するとメンバーはだんだん涙声になりファンも切ない気持ちに。しかし、その後のトークでは後輩メンバーによる「竹ちゃんのこと大好きですかー!」「おー!」のコール&レスポンスで再び盛り上げた。

 そしてついに別れのときが。アンコールで竹内はソロ曲『行かなくちゃ』を大迫力の声量で披露した。ハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)に加入して15年目。2011年にアンジュルムの前身スマイレージに加入し、19年6月から2代目リーダーとしてグループを引っ張ってきた竹内。豪華ドレスのチェック柄の赤色はスマイレージ時代、青はアンジュルム時代のカラーをモチーフにしており、「スマイレージに加入して12年、ハロプロエッグから15年という長い間、活動させていただきました。こんなに長い間やってると思わなかったのでびっくりしているんですけども、どんなときもほんとに暑苦しいぐらいの応援、そして大きすぎる愛を皆さんからいただいたから今日まで駆け抜けてくることができました。やっぱりライブしてるときが一番楽しいな、幸せだなって。自分が一番輝いてるなって思います」と涙ながらに万感の思いで語った。

 今後については「書道で世界を目指します」と意欲を見せる一方、「卒業しても歌います! ステージに戻ってきます!」とタレント続行を笑顔で宣言した。

 この日のステージはメドレーを含む全29曲を披露した。ステージの模様はCSテレ朝チャンネルで生中継されたほか、全国47都道府県の映画館と台湾、香港でもライブビューイングが実施され計83スクリーンで約1万4000人を動員した。

 竹内は5月25日にソロ写真集『roundabout』を発売した。

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