俳優の神木隆之介が主人公の槙野万太郎を演じるNHKの連続テレビ小説『らんまん』（月～土曜午前8時）。第61回では万太郎の発見した植物が世界に認められたと知ったタキ（松坂慶子）は、祝言を急いで、早く東京に戻るよう万太郎に伝える様子が描かれた。一方、綾（佐久間由衣）は、土佐中の酒屋で組合を作ることを計画。竹雄（志尊淳）を伴い出かけていく展開だった。27日放送の第62回はどういう展開となるのか。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　NHKによると27日放送の第62回は、綾と竹雄は酒屋の組合を作ろうと奔走するも、誰からも相手にされず悔しい思いをする。帰り道に立ち寄った神社で綾は弱音を吐くが、そんな綾を竹雄は愛情深く励ます。一方、万太郎はヤマザクラの病気を治そうと研究に没頭。夕飯にも顔を出さず寿恵子（浜辺美波）にも冷たく当たってしまう、という展開とされる。

　酒屋の組合作りをきっかけに綾と竹雄の関係が一気に進展しそうな気配だ。一方で、対照的なのは研究に没頭する万太郎と寿恵子。祝言が急がれる中、ちょっと心配な展開だ。

　作品は江戸末期に生まれ、激動の時代に、草花を愛し、夢に向かって人生を真っすぐに歩んだ植物学者・槙野万太郎（神木）の生涯を描くオリジナル作品。