お笑いタレントのコウメ太夫が日本テレビ系連続ドラマ『紅さすライフ』（月曜深夜24時59分）に出演することが20日、発表された。また、初回放送日が7月24日に決定した。

　同作は、ワケありメイク男子×雑草魂すっぴん女子の凸凹男女バディーによるコスメ業界を舞台にした、新時代の起業青春ラブコメディー。

　これまで、主人公で“メイク男子”の大学生・北條雅人をなにわ男子の大西流星、大学の研究室に身を置き、非正規雇用のポストドクター（任期付きの研究員）として働く皆本頼子を井桁弘恵、大手化粧品会社『ペガサス化粧品』社長の長男で雅人とは異母兄弟にあたる北條一馬をSexy Zoneの松島聡が務めることが発表されていた。

　このたび、コウメの出演が新たに発表。白塗りメイク＆着物姿がトレードマークとなっているが、本作では白塗りメイクを封印し、“主人公の敵役”に初挑戦する。演じるのは、大手化粧品会社『ペガサス化粧品』の創業社長・北條駿夫。雅人と、一馬の父親でありながら、“コスメ業界での起業”を目指す雅人の行く手を阻もうと、容赦なく立ちはだかる。

　以下、コメント全文。

――ドラマへの出演が決まった感想を教えてください。

「オファーをいただいた時に、マネージャーから『セリフ量がこれまでで1番多い』と言われたんですよ。その時にどうしようかな……って。しかも、悪役だって聞いたんで。

　普段のぼくはどちらかというとオドオドしていて、ヘマをするタイプの人間なので、『大丈夫かな？迷惑かけるんじゃないかな……』と思って。でも、せっかく話もきてるし、逃しちゃうのも嫌だな……と思ったので、『じゃあ、やります！』って言ったのが最初ですね」

――今回演じる北條駿夫はどのようなキャラクターですか？

「なにわ男子の大西くんと、Sexy Zoneの松島くんの父親役です。息子と対峙していく威圧的な役どころなんですけど、自分の子どもに対して、何であんなに威圧的になるんだろうな？と（笑）。『おれとは真逆だわ……』と思いましたね」

――今回の役を演じる上で、役作りとして取り組んでいることはありますか？

「役作りということではないんですけど、家に帰って毎日台本を2～3時間読んでますね。言い回しとかセリフを頭に入れるために、録音しながら練習したりとか。でも、ガンガンセリフ飛んでますけどね！（笑）。

『あれ……？』って思うくらい緊張してますよ、今回に関しては！（笑）。家だとセリフが出てくるのに、いざ本番になると飛ぶっていう……。これまでで1番セリフが飛んでるかもしれない……。あまりにセリフが出てこなくて、『あれ、おかしいな!?』って思いますもん（笑）」

――自身のネタでも白塗りメイクをしているが、メイクする際のこだわりは？

「ありますよ、それは！　一応ぼくも、昔は梅沢富美男劇団にいて、そこでお化粧も習って、いまだにやらせていただいているので……。例えば頬紅も、色っぽくするためにうっすら入れるやり方があったり。白塗りも、手際よくバババッと叩いていかないと、すぐに乾いちゃうんですよ。

　乾く手前で、キレイに素早く塗っていかないとダメなんです。あとは目の印象も意識して、アイラインの入れ方を工夫する時もありますね。『コウメっぽく丸みを出して、ちょっとくりっとした目にした方がいいかな？』とか」

――大西さんと松島さんの印象は？

「若くてフレッシュで、二人ともかっこいいなって（笑）。まさか自分がこの年齢になって、ジャニーズの方たちと一緒にお芝居ができるなんて…ぼく僕も若かりし頃は、ジャニーズに入りたくて、応募して、大失敗した過去があるんでね（笑）。

　この歳になって、ジャニーズの方たちと共演する夢が叶うとは思ってもみませんでした。そりゃ憧れてましたよ！　歌って踊って、お芝居もやって……っていうのは、僕自身がやりたかったことですから。びっくりですよね。よくぞ父親役できたなって（笑）。『ジャニーズの父親役ってうそでしょ!?』って思いましたよ（笑）。

――ドラマを楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

「大西くんや松島くんをはじめ、人気者の方々も出ていますし、ドラマも見ごたえがあると思います。息子役の二人もフレッシュで可愛らしいですし、成長していく彼らの姿と、日頃オドオドしているぼくが、普段とは全然違う悪役をやっているところをぜひ見ていただきたいなと思っています」