マネキン設置で“賑わい”演出!?営業再開へ米レストランが珍アイデアも賛否の声
米国では新型コロナウイルス感染拡大防止による休店していた飲食店などが徐庶に営業再開へと準備を進めている。そんな中でミシュランの三ツ星を獲得したレストランが座席にマネキンを設置して営業を再開させるプランを検討しているようだ。
ソーシャルディスタンス確保で空いたスペースにマネキンを設置
米国では新型コロナウイルス感染拡大防止により、休店していた飲食店などが徐々に営業再開へと準備を進めている。そんな中、ミシュランの三ツ星を獲得したレストランが座席にマネキンを設置して営業を再開させるプランを検討しているようだ。
バージニア州にあるミシュランの三ツ星付きレストラン「ジ・イン・アット・リトル・ワシントン」は29日(日本時間30日)からの営業再開へ向け、準備を行っている。米放送局「CNN」電子版がその様子を伝えている。
米国では、他の飲食店も含め、従業員には来店客の安全確保の徹底のためソーシャルディスタンスの確保が義務付けられ、店内の収容率は50%までと制限がかけられている。そういった制約の中での営業再開に向け、同店ではマネキンを設置し店の“賑わい”を演出しようと試みるようだ。
マネキンは、第二次世界大戦の終戦を祝う1940年代のファッションを着飾ったカップル。ソーシャルディスタンスの空間を作るために客と客の間にの座席に配置される予定となっている。
シェフ兼店主のパトリック・オコーネルさんは、「マネキンを置くという考えは常にありました。というのも、彼らは何に対しても文句を言いませんし、服で着飾ると楽しいですからね」と空席に配置することは以前から検討していたと明かした。
さらに、オコーネルさんは「従業員一同、ぜひ見に来ていただければと思っています」とも語っている。
この珍アイデアにはツイッター上で「良い考え」、「それは面白い」と賛同する声があがる一方で、「気味が悪い」、「クレイジー」など否定的な声も多く寄せられている。
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