東京都医師会が「パチンコ店でクラスター」は「事実誤認」と謝罪 13日会見で「他施設と混同」

東京都医師会が14日、前日13日に行った記者会見内で、パチンコ店で新型コロナウイルスのクラスターが発生したと説明したことについて、「事実誤認の発言によりご迷惑をお掛けいたしました」と謝罪と訂正を行った。

東京都医師会が事実誤認と発言を謝罪(写真はイメージ)【写真:AC】
東京都医師会が事実誤認と発言を謝罪(写真はイメージ)【写真:AC】

東京都医師会は13日の会見内で17の「新しいライフスタイル」を提案

 東京都医師会が14日、前日13日に行った記者会見内で、パチンコ店で新型コロナウイルスのクラスターが発生したと説明したことについて、「事実誤認の発言によりご迷惑をお掛けいたしました」と謝罪と訂正を行った。

 東京都医師会の猪口正孝副会長は13日の会見内で17の「新しいライフスタイル」案を読み上げた。その中で「パチンコ、ライブハウス、ジムなどクラスターが本当に発生した場所をどう運営するか知恵がわれわれにはないが、運営の方々が新しいスタイルを考えてもらいたい」と発言していた。

 しかし、パチンコ店では実際にクラスターが発生した事案は確認されておらず、SNS上などでも多くの業界関係者などが「事実誤認」であると訂正を求める旨の声をあげていた。

 そして翌14日、東京都医師会はホームページ上で「現在のところ、パチンコ店においてクラスターが発生したという情報はなく、三密の発生しやすい場所という部分で、他の施設と混同しての発言となってしまいました。関係各所の皆様におかれましては、事実誤認の発言によりご迷惑をお掛けいたしました。今後は、正しい情報を発信していくよう努めてまいります。訂正させていただくとともに深くお詫び申し上げます」と謝罪と訂正を行った。

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