「こんな車見たことない」 珍しい国産車に米国人デザイナー驚嘆 特注カラーが鮮烈
個性派の「軽スポーツ」をテーマに、自慢の愛車が勢ぞろい。クルマ愛好家に交流の場を提供する「A PIT オートバックス東雲」主催の定例のカーイベントが18日、東京・江東区の同店で開催された。ダイハツ・コペン、スズキ・カプチーノ、アルトワークス、ホンダS660など約70台が集まった。
「高校生の時に漫画でこのクルマを知って、ずっと欲しかったんです」 熱い思いが満載
個性派の「軽スポーツ」をテーマに、自慢の愛車が勢ぞろい。クルマ愛好家に交流の場を提供する「A PIT オートバックス東雲」主催の定例のカーイベントが18日、東京・江東区の同店で開催された。ダイハツ・コペン、スズキ・カプチーノ、アルトワークス、ホンダS660など約70台が集まった。
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キュートな見た目、ユニークなカスタム、目を引くカラーリング…。晴天に映える光景が広がり、オーナーたちのこだわりが楽しめた。
2020年式のケータハム・セブンで駆け付けた50歳の男性オーナー。30年越しの愛車物語があるといい、「高校生の時に漫画でこのクルマを知って、ずっと欲しかったんです。30年かかって、やっと手に入れました。妻の許可も下りまして(笑)。納車で2年待ったんです」と教えてくれた。真っ赤なボンネットに「ジオン軍マーク」のステッカーを施した特別な1台。「一生乗りたいです」と声を弾ませた。
一方で、世界的に珍しいデザインの車種が2台も参加。ホンダS660 ネオクラシックだ。ボディーキットが限定100個発売され、27個が販売となったという。特注カラーのソニックグレーパールに乗る男性オーナーは「旧型シビックと同じ色なんですよ。2019年9月に入手しました。新車のS660を買って、このキットを取り付けました。ハードトップ仕様です。イベント・オフ会にも参加して、これからも、長く楽しく乗っていきたいです」と語った。もう1台は別オーナーで、カーニバルイエローが鮮烈なオーラを放った。
海外のクルマ愛好家の姿も。デンマーク人の友人と来ていた米国人デザイナーの男性は、S660 ネオクラシックを見て、「こんな車は見たことない」と興味深そうに写真を撮っていた。
同イベントはクルマ好き同士がコミュニケーションを図る機会を設けようと、「モーニングミーティング」と銘打ち、毎月第3日曜の午前7時30分から行われている。会場内では、BLITZデモカーとして、三菱eKクロスEVが展示された。