高橋文哉、声優初挑戦で感激「本当に素晴らしい環境」 普段の芝居とは「違いました」

俳優の高橋文哉(ジェスター役)が17日、都内で行われた映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』(16日公開)の公開記念舞台あいさつに出席。初声優に挑戦した感想を口にした。舞台あいさつには、飯豊まりえ(ミリー役)、声優の梶原岳人(アスタ役)、島崎信長(ユノ役)、優木かな(ノエル役)も登壇した。

舞台あいさつに登場した高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場した高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】

声でキャラクターを考える難しさ、楽しさを知った

 俳優の高橋文哉(ジェスター役)が17日、都内で行われた映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』(16日公開)の公開記念舞台あいさつに出席。初声優に挑戦した感想を口にした。舞台あいさつには、飯豊まりえ(ミリー役)、声優の梶原岳人(アスタ役)、島崎信長(ユノ役)、優木かな(ノエル役)も登壇した。

 オファーをもらった時の心境について高橋は「この作品で声優初挑戦させていただいたんですけど、本当にお話をいただいた時はうれしかったです。それからブラッククローバーの原作に触れて、こんなに素晴らしい作品で魔法帝という役をやらせていただけることはすごく光栄だなと思いましたし、恐縮でした」と回顧。

 原作を読んだ感想を「僕も男の子なので、見た時は『こういうのが好きだ!』って思いました。やっぱり週刊少年ジャンプのど真ん中にあるべき作品だなというか、アスタのキャラクター性のおかげですごくいろいろな物がより深く見えて、深く入り込めてっていうのを感じましたね。あと、魔法はかっこいい。男の憧れが詰まっている作品だなと感じました」と述べた。

 続けて、普段のお芝居とは違ったかと聞かれると「違いました。普段は全身を使っているところを、声に全振りするというか。声でキャラクターを考える難しさを知りましたし、そこにある楽しさも知れて、今作で声優初挑戦させていただけて本当によかったと思える作品でした」と答えた。

 また、原作者である田畠裕基氏からの手紙を紹介する場面も。梶原が「映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』がついに公開しました。やったー! そして、声優のみなさんは、声でブラクロのキャラに命を吹き込んでくださって本当にありがとうございました。各キャラの声が魂に響いて感動しました」と代読した。

 これを聞いた高橋は「(田畠氏と)一度対談をさせていただいたことがあるんです。その時にジェスターのお話だったり、ブラッククローバーという作品に対する想いを聞かせてもらったのですが、本当に熱量と愛がすごい方で。それが手紙からも伝わってきていました。僕がジェスターを体現して、劇場で見ていただいて、しっかり届けられたなと思うとすごくうれしいですし、本当に素晴らしい環境でお芝居をやらせてもらったなと思います」と喜んでいた。

 週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載中で、シリーズ累計1900万部を超える漫画『ブラッククローバー』。作品初となる同映画では、原作で明かされなかった魔法帝の物語が描かれている。

※島崎信長の「崎」の正式表記は「たつさき」

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