堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』、モンゴルで2か月半のロケ敢行 約1000キロ縦断撮影

俳優の堺雅人が主演を務め、7月からスタートするTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の場面写真と特報映像が17日、解禁された。

『VIVANT(ヴィヴァン)』の場面写真が公開【写真:(C)TBS】
『VIVANT(ヴィヴァン)』の場面写真が公開【写真:(C)TBS】

特報映像&場面写真が解禁

 俳優の堺雅人が主演を務め、7月からスタートするTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の場面写真と特報映像が17日、解禁された。

 主演の堺が3年ぶりに日曜劇場に帰ってくる同作。共演には阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった日本を代表する俳優陣が豪華初共演を果たす。さらに演出を手掛けるのは『半沢直樹』や『下町ロケット』などでおなじみの福澤克雄氏だ。

 放送までにストーリーや役柄など作品の詳細を明かさない本作だが、現在モンゴルで2か月半に及ぶ大規模ロケを敢行中で、これは昨今の日本のテレビドラマでは異例の長期海外ロケともいえる。このたび、モンゴルから届いたばかりの最新映像を含む特報映像と場面写真が解禁となった。

 17日放送の『王様のブランチ』内で初解禁され、現在TBS公式YouTubeなどでも公開中の特報映像では、壮大な冒険の一端が映し出されている。絶壁に立つ堺が見つめる先とは、そして堺が手を取っている人物とは。また、18日午後9時から放送の『ラストマン-全盲の捜査官-』内では、新たな特報映像を放送予定している。

 さらに、スーツ姿の堺がどこまでも続く広大な砂漠をさまよう場面写真を初解禁。灼熱(しゃくねつ)の砂漠とビジネススーツというミスマッチな組み合わせが映し出されている。

 2か月半という長期にわたり、ハリウッドも撮影地として注目している国・モンゴルでの撮影に挑んでいる本作。首都・ウランバートルや近郊の街、チンギスハーン国際空港を皮切りに、北はロシアに近い第三の都市・ダルハンから、南は雄大なゴビ砂漠まで、約1000キロを縦断して撮影を行っている。砂漠での撮影では、灼熱の太陽や砂嵐、1日の気温差が30度にも迫るという環境。電気やガス、水までもが制限されたゲルでの宿泊、住所のないロケ地を目指して道なき道を数時間走行、日没を迎えると満天の星だけが頼りになる。

 モンゴルでしか撮影できないシーンを届けるべく、国籍・言語の壁を越えて約250人のキャスト、スタッフ、そして総数3000頭以上の馬やラクダ、山羊、羊といった動物たちもチーム一丸となって制作中。そして、追加キャストを近日発表予定だ。

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