俳優・広瀬アリスが18日、於愛の方役で出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）について、瀬名（有村架純）とのシーンの思いをコメントした。作品は松本潤が主人公の徳川家康を演じ、有村が正室・瀬名を演じている。広瀬の演じる於愛の方は激動期の家康を支える側室。

「クランクインは瀬名さんとのシーンでした。女子同士の柔らかい会話というか、ほっこりと楽しいシーンで印象に残っています。どっしりと構えられている瀬名さんに対して、子どもっぽくておっちょこちょいな於愛。その対比でそれぞれのキャラクターが際立つ場面だなと思いながら演じました」

　意識した瀬名との関係性にも言及。

「瀬名が於愛に家康を託そうと決意する場面でもありましたが、『瀬名と於愛がクスクス笑い合えた時に、お互いに惚れる』というイメージで臨みました。この方だったら任せられる、この方の代わりだったら頑張れると直感的に感じるというか。監督とは『瀬名と於愛がもっと一緒にいられたら、2人はすごく仲良くなれそうなのにね』という話もしたのですが、本当にその通りだなと思います。

　於愛をどんな女性として演じようと考えているのか。

「今作では、戦国を生きる女性たちが色濃く描かれていますが、芯の通った強い女性が多い印象です。於愛もおっちょこちょいで不安になる面もありますが、殿を支えるという意味でも、今後母になっていく意味でも、瀬名さんとは違うアプローチで“強い女性”でありたいなと思っています」