【どうする家康】和久井映見、寧々役で5度目の大河「心してのぞまなければ…と」
NHKは15日、松本潤が主人公の徳川家康を演じる大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)の新たな出演者を発表し、俳優・和久井映見が秀吉の妻・寧々を演じると発表した。和久井の大河ドラマ出演は『武蔵 MUSASHI』『功名が辻』『平清盛』『青天を衝け』に続いて5作目。
秀吉が深い愛と信頼を寄せる妻・寧々
NHKは15日、松本潤が主人公の徳川家康を演じる大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)の新たな出演者を発表し、俳優・和久井映見が秀吉の妻・寧々を演じると発表した。和久井の大河ドラマ出演は『武蔵 MUSASHI』『功名が辻』『平清盛』『青天を衝け』に続いて5作目。
寧々は秀吉の出世を陰にひなたに支える、正妻にして恋女房。「北政所」とも称される。暴走する秀吉を厳しく叱り、たしなめることもできる稀有な存在。豊臣と徳川をつなぐ政治家の一面も持つ設定。
和久井は『どうする家康』出演にあたっての思いをコメント。
「スタートからここまで、皆様が紡ぎ積み重ねられてきたたくさんの時間と場面。私もそこに、心してのぞまなければ…と思いながらおります」
演じる人物の印象にも言及。
「これまでたくさんの方が演じられてきた寧々様。戦国の世、秀吉ともきちんと会話、やりとりのできる女性、というイメージを持っていました。私はどんなふうに演じ、存在できるのか。今から緊張しております」
同じ戦国大河の『功名が辻』で印象に残っていることも紹介。
「信長、舘ひろしさん、光秀、坂東三津五郎さん、ご縁をいただいた関係者の皆様。ご一緒させていただいた場面、言葉のやりとり、佇まい、セットでの空気感、そして本能寺の変。緊張感、なごやかさ。たくさんの記憶があり、今も私の心の中に大切にあります」
古沢良太さん作品の印象にも言及。
「古沢さんの作品にはいつも、登場人物の言葉にハッとしたり考えさせられたり、印象的な言葉が必ずあって。『どうする家康』でも、時代背景やそれぞれの置かれた立場、誰かへの思いがあり、そしてそれは現代を生きる私達にも通じる事、言葉が、きっとたくさん…ですね、と思いながらおります」
ここまでの『どうする家康』を見ての感想も紹介。
「これまでご縁をいただいた事のある方がたくさん出演されているぞ、と拝見しておりました。ですので(お声をかけていただいて)今とても緊張しております」
夫・秀吉役のムロツヨシとの共演についてもコメント。
「ムロさんとご一緒の場面、どんなふうになるのか、緊張しつつ、楽しみにしております。そしてこれまでご縁をいただいてきた方、初めてご一緒させていただく方との時間も、とてもとても楽しみにしております」