北川景子、20年ぶり『セーラームーン』出演が決定「不安もあった」 サプライズ登場に会場騒然
俳優の北川景子が劇場版アニメ『美少女戦士セーラームーンCosmos《後編》』(30日公開)で声優を務めたことが14日、明らかになった。都内で行われた完成披露舞台あいさつで発表された。北川は2003年に放送された実写ドラマ版にセーラーマーズ/火野レイ役で出演し、デビュー。あれから20年、「思い入れが強く、本当に特別な作品」と語るセーラームーンに声優として再び出演した。
劇場版アニメでセーラーコスモス役
俳優の北川景子が劇場版アニメ『美少女戦士セーラームーンCosmos《後編》』(30日公開)で声優を務めたことが14日、明らかになった。都内で行われた完成披露舞台あいさつで発表された。北川は2003年に放送された実写ドラマ版にセーラーマーズ/火野レイ役で出演し、デビュー。あれから20年、「思い入れが強く、本当に特別な作品」と語るセーラームーンに声優として再び出演した。
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北川が演じたのは、本作の鍵となり、セーラームーンの未来の究極の姿となるセーラーコスモス。ファンの間では誰が演じるのか、注目されていたキャラクターだ。北川が演じることが解禁されると、会場はどよめき。北川が登場すると大歓声へと変わった。
オファーに「私でいいんだろうかっていう感覚。そうそうたるレジェンドの声優さんがいるなかで、不安もあった」と吐露し、またドラマ版ではセーラーマーズを演じていたこともあり、引き受けるには躊躇があったという。
北川はドラマ版で共演したセーラー戦士たち(安座間美優、泉里香、小松彩夏、沢井美優)に相談したといい、「みんな絶対にやってほしいと言ってくれた。みんなに背中を押されて、やりたいなって思った」と声優出演を決意した。
収録には、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃も同席。「少しでも知った顔があったほうが落ち着くかなと思って」という三石の心遣いだった。2人は『リコカツ』(TBS系)で母娘を演じていたため、北川は「心強かった。声優経験も多くない。大きな作品でどうしようと思っていたので、三石さんの顔を見つけてすごくうれしかった。(原作の)武内先生も来てくれた。感極まって収録しました」と紹介すると、ファンから驚きの声があがった。
北川は「セーラームーンとは『なかよし』の連載で出会った。芸能界デビューすることになって、初めて受けたオーディションが実写版セーラームーンだった。その仲間たちと20年間ずっと同じ世界で戦い続けている。人生のいろんな大事な節目で、セーラームーンが一緒にいた。ともに過ごしてきた作品なので、人生の一部」と熱い思いを語った。
原作は、世界中で愛される武内直子氏による少女漫画の金字塔『美少女戦士セーラームーン』。1992年から97年にかけてテレビアニメシリーズが放送され、絶大な人気を集めた。
2012年に20周年プロジェクトの一環として再アニメ化が発表され、セーラームーン/月野うさぎ役以外の声優を一新し、新たなアニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』が配信・放送1、劇場版も制作された。「Cosmos」はシリーズ最終章となる“シャドウ・ギャラクティカ編”を前後編の2部作で公開する。前編は6月9日に封切られた。