北川景子、三石琴乃は「レジェンドというか神」 『セーラームーン』で“貴重音源”入手
俳優の北川景子が14日、都内で行われた劇場版アニメ『美少女戦士セーラームーンCosmos《後編》』(6月30日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。本作にセーラーコスモス役として出演していることが発表された。
三石は北川へ「女優と声優と違うところがあるから不安に思っていることがあったら聞いて」
俳優の北川景子が14日、都内で行われた劇場版アニメ『美少女戦士セーラームーンCosmos《後編》』(6月30日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。本作にセーラーコスモス役として出演していることが発表された。
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セーラーコスモスは、セーラームーンの未来の究極の姿で、本作の鍵となるキャラクター。2003年に放送された実写版セーラームーンで、セーラーマーズ/火野レイを演じていた北川は、「私とってセーラームーンは、(実写版で演じた)沢井美優さんが絶対的だった。私は支える側の戦士だったので、自分でいいのかっていう感覚がとてもあった」と告白。最終的には“セーラー戦士会”で「絶対にやってほしい」と背中を押されたことから、オファーを快諾したという。
その後、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃に連絡。三石からは「受けてくれてありがとう。女優と声優と違うところがあるから不安に思っていることがあったら聞いて」「ご自由にやってください」と伝えたという。
さきに収録した三石は、エターナルセーラームーン/月野うさぎの声のほか、北川に向けたガイドとしてセーラーコスモスの声を当てたという。北川は「これでいいじゃんと思った。もう、素晴らしすぎる。全然うさぎちゃんとは違う声で。私だけが持っている音源なんです」とにっこり。「その音源を聞きながら収録した。コスモスはこういう人なんだってわかった気がした。しかも三石さんは収録にも来てくれたんです」と感謝した。
三石は、ドラマ『リコカツ』(TBS系)で連続ドラマ初出演を果たし、北川と母娘を演じた。「私がドラマに出たときアウェー感があって、心細い気持ちもあった。きっと逆の立場だろうなと思って安心されるかなと思って、収録の頭だけ顔を出しました」と明かした。北川は、そんな三石を「ずっと拝見している。レジェンドというか、神だと思っている」と心酔していた。
原作は、世界中で愛される武内直子氏による少女漫画の金字塔『美少女戦士セーラームーン』。1992年から97年にかけてテレビアニメシリーズが放送され、絶大な人気を集めた。
2012年に20周年プロジェクトの一環として再アニメ化が発表され、セーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃以外の声優を一新し、新たなアニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』が配信・放送され、劇場版も制作された。「Cosmos」はシリーズ最終章となる“シャドウ・ギャラクティカ編”を前後編の2部作で公開する。前編は6月9日に封切られた。
エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃、セーラーギャラクシア役の林原めぐみ、セーラー火球/火球皇女役の水樹奈々、セーラースターファイター/星野光役の井上麻里奈も参加した。