新型コロナで31日間昏睡状態…米国の76歳男性が奇跡の回復、退院し歩行も可能に
新型コロナウイルスに感染し、医師から「生きる可能性が1%」と告げられた男性が、奇跡的に回復した、と米テレビ局「WESH」が報じている。
「私がここにいられる理由は1つ」
新型コロナウイルスに感染し、医師から「生きる可能性が1%」と告げられた男性が、奇跡的に回復した、と米テレビ局「WESH」が報じている。
回復したのは米オハイオ州のゲイリー・キャンベルさん(76)。3月上旬に悪寒の症状が出て、咳がひどくなり、同州の病院に入院したが、症状が悪化。31日間、昏睡状態になったという。
医師は「彼が生きる可能性は1%です」と家族に伝え、家族もお別れを告げたというが、その後、驚異的な回復をみせ、約6週間後(45日間)に退院したという。
ゲイリーさんは「私がここにいられる理由は1つ。それは素晴らしい家族の絆です」と話した。人工呼吸器を25日間つけていたため、まだ固形食を食べることはできないが、現在は歩けるまでに回復したという。