小栗旬、所属事務所社長に就任 俳優との二刀流は「逡巡」も決断「世の中に貢献できる会社に」

俳優の小栗旬(40)が、所属事務所トライストーン・エンタテイメントの代表取締社長に就任したことが12日、同事務所への取材で分かった。今月8日の株主総会で承認されたとしている。

トライストーン・エンタテイメントの代表取締社長に就任小栗旬【写真:(C)You Ishii /「ぴあ」アプリ&WEB】
トライストーン・エンタテイメントの代表取締社長に就任小栗旬【写真:(C)You Ishii /「ぴあ」アプリ&WEB】

田中圭、綾野剛、木村文乃、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二ら所属のトライストーン・エンタテイメント

 俳優の小栗旬(40)が、所属事務所トライストーン・エンタテイメントの代表取締社長に就任したことが12日、同事務所への取材で分かった。今月8日の株主総会で承認されたとしている。

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 小栗は4月26日、都内で開催された同事務所の創立30周年パーティーで、事務所の創設者である山本又一朗氏ら、小栗を後継の社長にする旨の発表があり、小栗自身も「60周年になったとき、今よりももっといい会社でいられるように頑張ります」などと宣言していた。

 同事務所は現在、小栗に加え、田中圭、綾野剛、木村文乃、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二ら人気俳優が多数所属。シンガー・ソングライターのmiwaも名を連ねている。芸能史を振り返っても、既存している大手事務所の社長に現役のタレント、俳優らが就任することは異例だが、大役を任された小栗は同事務所を通して、あらためて決意表明した。

「この度、15歳の時より共に歩いてきた、(株)トライストーン・エンタテイメントの代表取締役社長に就任することになりました。俳優として、もっと高みを目指したいと言う想いに一点の曇りもなく、社長就任を逡巡した事もありましたが、会社の仲間や、お世話になった皆様、また長年支えて下さったファンの方々に、もう少し違う観点からお返し出来ることもあるのではないかと前向きな考えに立ち至り、就任を決心致しました。俳優としての夢と、会社を代表する責任を思えば、身の引き締まる想いですが、夢を諦める事なく、更には世の中に貢献できる会社になる様、社員共々、精一杯努力して参りたいと思います」

 文字通り、社長と俳優の二刀流を始めた小栗。今後も映画、ドラマで長期のスケジュールを取られることも想定されるが、事務所関係者は「その際は周りが全力でサポートすることになります」と話している。

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