笑福亭鶴瓶、記者陣に見せた“人たらし”な一面 遮られた質問に「後で耳元で言うわ」

落語家の笑福亭鶴瓶が12日、東京・国立競技場で行われた、健康ミネラルむぎ茶の「ギネス世界記録認定 授与式・巨大気球出航式」のメディア向け発表会に出席した。同製品のイメージキャラクター25年目を迎えた現在の心境や撮影などについて語った。

イベントに登場した笑福亭鶴瓶【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した笑福亭鶴瓶【写真:ENCOUNT編集部】

上岡龍太郎さんに関する質問に律儀に“回答”

 落語家の笑福亭鶴瓶が12日、東京・国立競技場で行われた、健康ミネラルむぎ茶の「ギネス世界記録認定 授与式・巨大気球出航式」のメディア向け発表会に出席した。同製品のイメージキャラクター25年目を迎えた現在の心境や撮影などについて語った。

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 1999年の初CMから、麦茶を飲んで「パア~ッ!」とうなるシーンを撮り続けている。「『パア~ッ!』というのが難しい。暑くないのに『パア~ッ!』と言う。『パア~ッ!』なんべん撮ったか。本当に難しいんです」と述懐した。

 会場にて、6月12日から放送された新テレビCM「気球」篇の最新の「パア~ッ!」もチェックして「なかなかいいですね~。これも『パア~ッ!』」と笑った。

 人生の中で至極の一杯だった麦茶を問われて「子どもの頃に、近くの川行って、帰ってくるんですけど、(自身が)子どもの頃って自動販売機とかそんなの何もないから、家でおふくろが作ってくれた麦茶を帰ってきて飲む。これはすごい良かった。やっといてくれて良かった」と述懐。「実際こうやって自動販売機で売られていることが、それも自分がCMをやっているのが不思議。川から帰ってくるときに、本当に喉かわいて帰った一杯というのは今でも忘れられないですね」と話した。

 さらに、同CMシリーズにちなんで25年を振り返り、「この年でいろんなことをやらせていただけるのは感謝ですよね。感謝しかない」と言い、「まだまだこれから、いろんなことをやっていたい気持ちが芽生えてますね」と意気込んだ。

 今回は、健康ミネラルむぎ茶が販売実績No.1のギネス世界記録を達成したことを受け、イベント内でギネス世界記録授与式を実施。鶴瓶が出演する新テレビCMにちなんで、巨大気球が打ち上げられて鶴瓶は「親が生きてたら喜ぶ。見てもらいたかなったなという気もしますね」と述べた。

 すると報道陣から、もし先日亡くなった上岡龍太郎さんが同気球を見たらなんと言うと思うか、と質問が。答えようとすると、関係者がイベントに関係のない質問だとして回答を遮り、「ごめんね。後で耳元で言うわ」とニッコリ。イベントが終了すると、鶴瓶は質問した記者本人のところに実際に歩み寄り、耳元で回答を伝える律儀な一面を見せた。

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