お笑いコンビ・銀シャリ橋本直（42）の結婚相手が、日本テレビ系のDaiichi-TV（静岡第一テレビ）元アナウンサーの鳥越佳那さん（28）であることが判明し、同局が騒然としていることが10日、分かった。周辺を取材すると、鳥越さんが結婚するとの情報を得ていた局員、スタッフは少なくなかったが、その相手が橋本であることを大半が把握していなかった。（取材・文＝柳田通斉）

　鳥越さんは鹿児島県出身で東京女子大を卒業後、2017年4月、Daiichi-TVにアナウンサーとして入社。1年目から元気で明るく、視聴者に寄り添えるアナウンサーとして局内外で高い評価を得ていた。情報バラエティー番組『まるごと』（月～金曜午後6時15分）ではリポーターなどを担当。昨年3月31日、惜しまれながら退社した。一方の橋本は『まるごと』の月曜コーナー「銀シャリの旅はナビまかせ」を19年4月から今年3月まで担当。同局関係者は「コーナーでの共演歴はないのですが、出会いがDaiichi-TVであることは間違いないでしょう。しかし、2人が交際していたとは知らなかった」と話している。

　橋本は9日、カンテレのバラエティー番組『よ～いドン！』（月～金曜午前9時50分）の冒頭、「結婚しました」と報告。お相手は一般女性で年齢は「28、9歳とか」、交際期間は「2年半～3年弱ぐらい」と話したが、新妻が鳥越さんだとは明かしていなかった。

　鳥越さんはDaiichi-TVを退社後、鹿児島県鹿屋市を拠点に「鹿屋市地域おこし協力隊PRレポーター」「さつまいもアンバサダー」として、イベントの司会業、講演などに携わっている。「地域おこし協力隊」とは、過疎や高齢化の進行が著しい地方に地域外の都市住民を受け入れ、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした国の制度。隊員はおおむね1年以上3年以下の期間、その地域で生活することが条件になっており、鳥越さんも鹿屋市で生活し続けることを周囲に話している。この状況から、当面、橋本とは「別居婚」になるが、Daiichi-TVの関係者は「人柄的にも素晴らしい2人。どんなことがあっても、いい人はいい人に巡り会えるんですね。神様は見ていると思いました」と喜んでいる。