7ORDER、ツアー最終日に「最高にカッコいい7人になれた」と感慨 ファンとハイタッチで笑顔を交換

7人組アーティスト、7ORDER(セブンオーダー)が6月3・4日に、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで4月にスタートした全国ホール&アリーナツアー『7ORDER LIVE TOUR 2023 DUAL』を打ち上げた。2日間で1万4000人を動員した最終公演。リーダーの安井謙太郎は「今、最高にカッコいい7人になれていると自信を持って言える」と大歓声に向け胸を張っていた。

歌、ダンス、バンド演奏、演技など多彩な表現でライブを盛り上げた7ORDER【写真:gaku maeda・ryu kasai】
歌、ダンス、バンド演奏、演技など多彩な表現でライブを盛り上げた7ORDER【写真:gaku maeda・ryu kasai】

「みんなの笑顔になりたい」 活動4周年迎えファンに感謝

 7人組アーティスト、7ORDER(セブンオーダー)が6月3・4日に、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで4月にスタートした全国ホール&アリーナツアー『7ORDER LIVE TOUR 2023 DUAL』を打ち上げた。2日間で1万4000人を動員した最終公演。リーダーの安井謙太郎は「今、最高にカッコいい7人になれていると自信を持って言える」と大歓声に向け胸を張っていた。

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 ツアーは“二面性”の意味を持つ3枚目のアルバム『DUAL』を引っさげ展開したもの。7人は原点である「ダンス」、そして経験を積み重ね技術を磨いた「楽器演奏(バンド)」の二刀流でステージに臨んだ。

 メンバーの真田佑馬が、作詞・作曲・編曲を務めた『Who I Am』で幕開けた最終日。舞台の後ろに設置された巨大なスクリーンに安井らの姿が映し出されると、悲鳴のような大歓声が沸き起こった。ヘッドセットマイクを付けた7人はキレがあるダンスを披露しながら、舞台前方に伸びた花道や、その先に設けたセンターステージなどへ移動。目前で展開されるパフォーマンスに、ファンは圧倒されていた。

 歌とダンスで魅了した後は、ギターやサックスなどの楽器を演奏するバンドスタイルで『Growing up』などを披露。唯一無二の表現で会場をわかせた。音楽以外にも、俳優、アートなど、多彩に活躍する7人。長妻怜央がスーツ姿の会社員に扮した特別企画『なんとかやってますわ相談室』では、“満員電車”などの歌詞に合わせて演技をしながら歌うミュージカル風の演出もあった。4日の夜公演では、翌日に25歳の誕生日を迎える長妻のためにファンと6人が「ハッピーバースデー」を大合唱するサプライズも。ケーキをプレゼントされた長妻は「25歳も頑張りたい」と気を引き締めていた。

 いて座の満月だったこの日。スモークがたかれた舞台で奏でられた『爛漫』では、スクリーンにも見事な満月が浮かび上がった。安井が美しいファルセットを響かせると、満ちた月が満開の桜へと変化。桜吹雪が舞う映像に合わせ、会場の前方からは桜の花びらのような紙吹雪が舞い始め、幻想的な雰囲気で包み込んでいた。

 安井は「今回のツアーは、バンドとダンスという自分たちの根っこから作り上げたもの。両方やるのかと言われたこともあったけど、積み重ねてきて今の僕たちになりました。4周年を迎え、最高にカッコいい7人になれていると自信を持って言えるようになりました」と笑顔を見せていた。

 アンコールで披露した『雨が始まりの合図』では、ステージからフロアに降りた7人が、観客とハイタッチをして回る場面も。諸星翔希は「みんなの笑顔を見ると大変なことを忘れる。みんなにとっても僕らがそういう存在になれたら」と思いを込めていた。

 ツアーは全16公演で、6万7000人を動員した。

次のページへ (2/2) 【写真】ファンと一緒に記念撮影 大歓声が包み込んだツアー最終日
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