広瀬すず、10代の役者にアドバイス 大事なのは“共演した仲間”「今後、救いになる」

俳優の広瀬すずが10日、都内で行われた映画『水は海に向かって流れる』の公開記念舞台あいさつに大西利空、戸塚純貴、當真あみ、メガホンをとった前田哲監督とともに出席した。

舞台あいさつに出席した広瀬すず【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに出席した広瀬すず【写真:ENCOUNT編集部】

10代で共演した役者陣とは「いまもすごく仲が良い」

 俳優の広瀬すずが10日、都内で行われた映画『水は海に向かって流れる』の公開記念舞台あいさつに大西利空、戸塚純貴、當真あみ、メガホンをとった前田哲監督とともに出席した。

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 この日、まもなく25歳になる広瀬に向けて特製ケーキが用意され、サプライズで祝福された。広瀬は「この年齢になったからこそ演じられるもの、20代半ばしかできない役どころをやってみたいです」と今後の抱負を語った。

 25歳になる広瀬は、まだ10代である大西と當真に「10代のうちのやっておいたほうがいいこと」をアドバイスすることに。広瀬は、自身の経験をふまえ「共演した同世代の仲間」を大事にするべきだと語った。

 広瀬は、10代のときに共演した同世代の俳優たちと「いまもすごく仲が良い」とし、「飾らずにいれた自分を全部知ってくれて、仕事も理解してくれて、何でも話せる仲間は、いまとは違う距離感ですごく貴重だなって」と語った。

 続けて「もうちょっと年齢を重ねてから共演した時、『なんだこの安心感』って自分を分かってくれている人が現場にいることが救いになる瞬間がたくさんある。そこでできた友達は今後、救いになるだろうなぁって。経験上そう思う」と助言を送り、最後に大西と當真に「だから、仲良くしてください!」と笑顔で呼びかけた。

 一方、戸塚は「10代のうちにしておいたほうがいいことは、恋じゃないですか?」と回答。「10代の高校生の頃、恋愛しなかったです。いまになって、すごく羨ましいと思う。学校の恋愛とかに。10代の恋愛と、20代、30代は変わってくるから」と熱弁するも、大西と當真のリアクションが薄く、「あんまりピンときてない?」と苦笑いを浮かべた。

 本作は、田島列島氏による同名漫画が原作。叔父の家で個性豊かな人々と共同生活をスタートさせた高校1年生の直達が、「恋愛はしない」と宣言する26歳のOL・榊千紗と出会い、淡い想いを抱いていく……というストーリー。

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