杉野遥亮主演『ばらかもん』キャストが一挙発表 中尾明慶が主人公の旧友の画商演じる
俳優の杉野遥亮が主演を務める7月12日スタートのフジテレビ系ドラマ『ばらかもん』(水曜午後10時※初回15分拡大)に、田中泯、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一の出演が決定した。
7月12日にフジテレビ系で放送スタート
俳優の杉野遥亮が主演を務める7月12日スタートのフジテレビ系ドラマ『ばらかもん』(水曜午後10時※初回15分拡大)に、田中泯、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一の出演が決定した。
同作は、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう/杉野)が五島列島で出会った琴石なる(こといし・なる/宮崎莉里沙)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。原作は、『ガンガンONLINE』、月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2008年から18年にかけて連載され、全18巻という長期連載となった人気コミックだ。
田中が演じるのは、厳格な書道界の実力者で美術館の館長・八神龍之介(やがみ・りゅうのすけ)。書展の審査員を務める他、清舟の父とも親交があるなど、書道界に大きな影響力を持っている。また、清舟が五島列島へ行くことになる、ある出来事に関係する人物でもある。
荒木が演じるのは、清舟に憧れて書道家になった天才少年の神崎康介(かんざき・こうすけ)。書道界の新星で、清舟が書く美しい字に感銘を受けて本格的に書の道へ。自分本位なところもあるが、悪気はないのでどこか憎めない。
中尾が演じるのは、友達の力を信じて支える画商の川藤鷹生(かわふじ・たかお)。父親が社長を務める「川藤美術芸術舎」でスケジュール調整や仕事の仲介など、マネジャーとして活躍している。清舟とは中学からの付き合いである。
遠藤が演じるのは、清舟の父親で高名な書道家の半田清明(はんだ・せいめい)。清舟によく似て優しくも不器用であり、無口で無愛想。感情は表に出さず、書で表現する。人を圧倒するオーラの持ち主で、清舟いわく“完璧人間”。清舟が書道を始めるきっかけとなった人物でもある。
出演者のコメントは以下の通り。
○田中泯
――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「いつもオファーが来たときに、僕を考えてくれた方々を想像します。映像の仕事もまた一人で作っていくとは全く思ってないからです。ただ、ただ、楽しみに頑張ります」
――意気込みと視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「いつも小学一年生のような気持ちで役を演じさせてもらっています。なので演技をする前に何かを発言したくない気持ちが正直ありますが、本作もまた懸命に臨むのみです!」
○荒木飛羽
――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「原作のたくさん笑えて心温まるシーンがすごく好きで、特に半田さんとなるのやり取りが大好きです。それをリアルに目の前で味わえることや、心温まるシーンがたくさん詰まっているこの作品に関われるということに、楽しみでとてもうれしくて、ワクワクしています!」
――意気込みと視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「原作ファンの方にも、ドラマでこの作品を知ってくださる方にも、皆様に愛されるような神崎康介になりたいと思っています!原作でのキャラクターも意識しながら僕が思う神崎を交えて、僕なりに一生懸命演じますので、楽しみにしていてください」
○中尾明慶
――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「台本をいただいて、すごくすてきな話だと思いました。最近はコロナ禍ということもあり、人と触れ合う時間が少なくなってきてしまったのではないかと思います。そんな中で、人と触れ合うことへのメッセージ性を持つドラマに出演させていただけるということがすごくうれしかったです。監督やスタッフの皆さんもベテランの方々ばかりなので、そういった皆さんとご一緒できることもうれしいです」
――意気込みと視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「人と人とのつながりが描かれている『ばらかもん』はとても魅力的で、その魅力を存分にお届けできるよう、全力でお芝居頑張ります」
○遠藤憲一
――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「今までいろいろな役を演じてきましたが、書道家はやったことがないので面白そうだなと思いました。その道のプロフェッショナルな方は好きなので、書道家の役にひかれました。僕は主人公の清舟が書道の道に進もうとするきっかけをもたらす役なので、そこはちゃんと表現していきたいと思っています」
――意気込みと視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「今はあまりない内容のドラマだと思います。漫画やアニメでは良いけれど、実写にすることは勇気がいります。子供たちも多いし、遠方ロケもありますから。だからこそ、ある意味なかなか見ることができない美しい風景が見どころになると思うので、コロナ禍の折には味わうことができなかった感動をお伝えできればうれしいです」