日本中から愛されるアーティスト・AIの今 派手な舞台後には子育てに忙殺【情熱大陸】

歌手のAIが、11日午後11時放送のMBS・TBS系『情熱大陸』に出演する。

『情熱大陸』にAIが出演【写真:(C)MBS】
『情熱大陸』にAIが出演【写真:(C)MBS】

AIは2022年朝ドラ主題歌も担当

 歌手のAIが、11日午後11時放送のMBS・TBS系『情熱大陸』に出演する。

 AIは、『Story』『ハピネス』など誰もが知る名曲から、昨年の朝ドラ主題歌「アルデバラン」まで。パワフルな歌声と多くの人に刺さる歌詞、メロディアスな曲調で聴く者を魅了する実力派アーティスト。多忙なスケジュールにもかかわらず、誰に対しても気さくで変わらない接し方。周囲の人たちを瞬く間に笑顔にする場面に、取材中幾度となくそうぐうした。歌と同様、彼女の存在が多くの人の“光”になっている。

『ママへ』など、家族へのストレートなメッセージを乗せた楽曲も多い。私生活では7歳の娘と4歳の息子を育てるお母さんで、先月には2023年ベストマザー賞を受賞した。派手な舞台でどれほど輝きを放っても、家に帰れば子育てに忙殺される。「みんなと一緒ですから! どんなにイライラしても一番大事なのは健康と愛情。健康のためにどう環境を作ってあげられるかだけど、結局イライラしちゃうよね」と照れ笑い。さらに、今年4月からは、視聴者からの人生相談に答える冠番組がスタートするなど、音楽の分野に留まらず、“悩みや痛みに優しく寄り添ってくれる人”として、さまざまなところから引っ張りだこだ。

 そんなAIは、R&Bを子守唄に育った。ゴスペルクワイアーで鍛えた本格的な歌唱力とロサンゼルスの名門アートスクールで学んだダンス・センス。バイリンガルでラップもこなせるストリート感覚。アンダーグラウンドからオーバーグラウンドまで幅広く支持を得る唯一無二の存在で、これまで3度の紅白歌合戦出場、日本レコード大賞・優秀作品賞を受賞するなど、脚光を浴びてきた。

 日本を代表するシンガーでありながら、妻として、そして2児の母として、仕事に家事に育児にと多忙を極める日常から、AIはこの時代に一体どんな歌を送り出すのか。圧倒的なライブパフォーマンスや新曲作り、家族との時間やふるさと・鹿児島での様子に触れながら、日本中から愛されるアーティストの今に触れる。

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