コロナ禍で激減の北海道産乳製品に支援を…牛乳を贈る助け合い活動に藤本美貴、高田秋ら参加
ホクレン農業協同組合連合会は12日、ミルクランド北海道の事業の一環として、新型コロナウイルスの影響で需要が激減している北海道産牛乳・乳製品の消費拡大を目指し、日本中に明るく元気なエールを送り届けることを目的としたSNSソーシャルグッドプロジェクト「#COWエール(#カウエール)」を同日から開始することを発表した。
牛乳・乳製品を飲んだり・食べたりする姿をSNSで投稿→医療従事者や子供たちに北海道産牛乳・乳製品が届くプロジェクト
ホクレン農業協同組合連合会は12日、ミルクランド北海道の事業の一環として、新型コロナウイルスの影響で需要が激減している北海道産牛乳・乳製品の消費拡大を目指し、日本中に明るく元気なエールを送り届けることを目的としたSNSソーシャルグッドプロジェクト「#COWエール(#カウエール)」を同日から開始することを発表した。
こんな時だからこそ人と人との交流やつながりを強め、互いにこの困難を乗り越えるためのエールを贈り合う、牛乳を贈る助け合いプロジェクト「#COWエール」が発足。日本の生乳一大生産地である「ミルクランド北海道」から、牛乳・乳製品をきっかけに日本中が元気になれるソーシャルなムーブメントを起こそうとプロジェクトがスタートとなった。 2020年5月12日から8月11日の期間を予定している。
プロジェクトの仕組みは、SNSの#(ハッシュタグ)機能を活用し、「#COWエール」を付けて“牛乳・乳製品を、飲んだり・食べたりする元気な姿”を消費者が投稿する。この投稿は1投稿~10円相当の支援として、1万投稿ごとに10万円相当を、新型コロナウイルスと最前線で闘う医療従事者や関係者、また、コロナの影響を受けている人たち、子供たちのもとへと牛乳・乳製品の詰合せとして物資を支援するというものだ。牛乳・乳製品の消費を高め、且つ、ソーシャルな繋がりを強めていく活動だ。
企画の背景には、全国的に牛乳や乳製品の消費が急激に落ち込んでいることがある。その理由は大きく3つある。(1)小中学校の臨時休校(2)外出の自粛(3)外国人観光客の激減だ。
小中学校の臨時休校に伴い全国で給食の牛乳消費がなくなった。また、外出の自粛により外食の需要が激減することで業務用の牛乳や乳製品の需要も減っている。さらに、外国人観光客の激減で、生クリームがふんだんに使われている北海道のお土産やお菓子などの商品の需要も減少している。酪農は北海道の農業産出額でみると、全体の4割を占める最大の部門で重要な存在で、なかでも国内生産量トップの酪農大国・北海道は、いま極めて厳しい状況に立たされている。
また、酪農は生き物を相手にしている以上、生産を止めることはできず、乳牛の健康のためにも、毎日搾乳しなければ病気になったり体調を崩したりしてしまいます。そのため、牛乳・乳製品の需要を広げることが現在、大きな課題となっているのだ。これらの問題解決をしようと、プロジェクトが立ち上がった。
今回、プロジェクトのスタートにあたり、北海道にゆかりのある著名人・タレントの参加が決定。新型コロナウイルスと日々闘う人たちへのメッセージや牛乳・乳製品消費への呼びかけなど、タレント・著名人の本人によるSNSでの発信でプロジェクトを盛り上げる。
参加者は、藤本美貴、バービー、菊地亜美、山賀琴子、少年T、高田秋、本郷杏奈、伊藤沙菜らだ。今後も続々と著名人、タレントの登場が予定されているほか、ハッシュタグの投稿数に応じて、公開が決まるスペシャルムービー企画も準備中という。