米アップル、AR技術のスタートアップ買収 USJマリオカートのヘッドセット開発
米企業アップルは5日、複合現実(MR)ヘッドセット「Apple Vision Pro」を発表した。米メディアは、アップルがAR技術を扱うスタートアップ企業を買収したことを報じている。
米メディアが報じる「大きな契約の一つに任天堂がある」
米企業アップルは5日、複合現実(MR)ヘッドセット「Apple Vision Pro」を発表した。米メディアは、アップルがAR技術を扱うスタートアップ企業を買収したことを報じている。
米メディア「The Verge」によると、アップルが買収したのロサンゼルスを拠点とするMira。多くの企業にや米軍にARヘッドセットを提供しており、アップルも買収を認めたという。
また、記事ではMiraの事業についても詳細に報じており、その中では任天堂との関わりも触れられている。
「Miraの大きな契約の一つに任天堂があり、ヘッドセットがテーマパーク(日本とロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ)のマリオカートで使用されている。Miraのヘッドセットはゲーム内のバーチャルなキャラクターとアイテムを表示し、レース体験を増強してくれる」
アップルはMiraの買収に伴い、最低でも11人の従業員をそのまま引き入れたという。記事ではアップルによる「買収の目的や計画については話さない」との回答も紹介しており、Miraの技術が「Apple Vision Pro」の開発に関わってくるのかは現時点で不明だが、マリオカートで使用されている技術があらためて注目されることになりそうだ。