24年大河『光る君へ』、“紫式部”吉高由里子が舞を披露「平安時代にワープしたかのよう」
俳優の吉高由里子が主演を務める2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が、岩手・奥州でロケを行ったことが8日に分かった。
5月28日に京都市内でクランクイン
俳優の吉高由里子が主演を務める2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が、岩手・奥州でロケを行ったことが8日に分かった。
同作の舞台は平安中期。世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を大石静の脚本で物語を紡ぐ。
5月28日に京都市内でのクランクインの後、岩手県奥州市でロケを行った。吉高演じる紫式部(まひろ)が「五節の舞」に出席し、姫たちとともに舞を披露する場面など若き日のまひろのシーンを撮影した。
吉高は、「いままで演じてきた時代設定とくらべ、平安時代は世界観がはるかに異なるので、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます」とコメント。岩手ロケを振り返り、「今回のロケでは『五節の舞』という神事を舞う場面を演じたのですが、とても優美な風景でまるで自分も平安時代にワープしたかのような引き込まれ方をしました」と感想を語った。
また、今後に向けて、「これから1年以上の長い撮影期間が本格的に始まります。この時代を舞台に演じる機会は、一生に一度あるかないか。私も初めての経験なので未知の世界に踏み込むことになりますが、キャスト・スタッフ含め、1人1人の連帯感を大切にこの作品をますます輝かせていけたらいいなと思っています」と意気込んだ。
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【写真】舞を披露した“紫式部”吉高由里子の姿