俳優・神木隆之介が主人公の槙野万太郎を演じるNHKの連続テレビ小説『らんまん』（月～土曜午前8時）。前回までに万太郎への寿恵子（浜辺美波）の揺れる心情などが描かれた。15日放送の第54回はどういう展開になるのか。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　NHKによると、15日放送の第54回は、万太郎は、石版に自らの手で植物画を描いて印刷し、ついに植物学雑誌は完成する展開に。田邊教授（要潤）もその出来栄えを認めるが、徳永助教授（田中哲司）らは田邊の言葉に違和感を覚える。その夜、牛鍋屋で雑誌創刊を祝った後、万太郎と竹雄（志尊淳）は、大畑夫婦に（奥田瑛二・鶴田真由）に一世一代の依頼をする。万太郎から釣書を受け取った大畑は、張り切って寿恵子の実家である白梅堂へ向かおうとするが……という流れに。

　徳永の感じた田邊の言葉の違和感とはどんなことか。また、釣書を受け取り、白梅堂に向かおうとした大畑に何が起こるのか。万太郎と田邊、万太郎と寿恵子の間で起こる出来事から目が離せない展開となりそうだ。

　作品は江戸末期に生まれ、激動の時代に、草花を愛し、夢に向かって人生を真っすぐに歩んだ植物学者・槙野万太郎（神木）の生涯を描くオリジナル作品。