折り鶴1羽40秒で「夜な夜な練習中」 演歌歌手の枠にとらわれない、多才な丘みどり
演歌歌手の丘みどり(35)が7日、都内で「丘みどり リサイタル2019~演魅Vol.2~」を開催した。8月24日で演歌歌手デビュー15年目に突入。3年連続となるNHK紅白歌合戦出場を目標に掲げ、公演前の取材で「常にいろいろなことに挑戦していくのが丘みどりらしさだと思っています。演歌歌手の枠にとらわれず、『こんなこともやるんだ』とみなさんにびっくりしてもらいたい思いで、いろいろなことにチャレンジしたい」と意気込みを語った。
都内で「演魅」テーマのリサイタル開催 多彩なジャンルで活躍
演歌歌手の丘みどり(35)が7日、都内で「丘みどり リサイタル2019~演魅Vol.2~」を開催した。8月24日で演歌歌手デビュー15年目に突入。3年連続となるNHK紅白歌合戦出場を目標に掲げ、公演前の取材で「常にいろいろなことに挑戦していくのが丘みどりらしさだと思っています。演歌歌手の枠にとらわれず、『こんなこともやるんだ』とみなさんにびっくりしてもらいたい思いで、いろいろなことにチャレンジしたい」と意気込みを語った。
兵庫県姫路市出身。祖母の影響で幼少から民謡を歌い、「民謡の天才少女」と呼ばれる。18歳でアイドルとして芸能界デビューするが、演歌歌手になりたいという夢を貫き、2005年に「おけさ渡り鳥」で演歌歌手デビューを果たした。
今年2月にリリースした新曲「紙の鶴」は、8月末現在で累計出荷7万枚を突破。「会えない人に思いを込めて折り鶴を折る女性の心」を歌う楽曲という。「遠くにいてなかなか会えない人もそうですし、みなさんには天国に行ってもう会えない人を思い浮かべながら聴いてもらいたい。私は必ず、天国にいるお母さんのことを思い出しながら歌っています」と、47歳の若さで他界した母に思いをはせた。
新曲キャンペーンやTV出演では折り鶴に取り組み、1羽を40秒で完成させるまでにレベルアップ。世界記録は「23秒」とされており、「今の倍ぐらい早く折らないといけないので、夜な夜な練習中です」と声を弾ませた。
来場者1800人のリサイタルでは、杏里の「CAT’S EYE」のカバーでミニスカートの衣装に挑戦。X JAPANの「紅」を取り入れ、ロックも歌いこなす。
今年はさらに活躍の場を広げ、映画「引っ越し大名!」(犬童一心監督、公開中)に特別出演。8月末までで約60本のテレビ出演も積極的に続けるといい、「今年はいろいろなことにチャレンジさせてもらっています。コントやバラエティー番組には、普段演歌を聴かない方にも演歌のよさを知ってもらいたいという思いで出ています」と話した。