魚類学者で東京海洋大学客員教授のさかなクン、タレントの井上咲楽が5日、都内で行われた『JOIN:THE POWER OF CLOTHINGプロジェクト』メディアイベントに登壇した。

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　ユニクロが、海洋ゴミを減らす活動に貢献するプロジェクトを世界環境デーの5日からスタート。さかなクンが「スポーツで街をキレイにする！」をコンセプトとした活動『スポギョミ！（スポGOMI）』の隊長を務め、井上が副隊長を務める。

　隊長に任命されたさかなクンは、「活動に参加させていただけることをとっても嬉しく思っております」とコメント。深刻な海洋ゴミに困る地域を助けるべく、「スポギョミ！によって、川や海のゴミをどんどん減らして、ゆくゆくはゴミ0にできたら」と宣言した。

　香川県で行われたスポGOMIに参加した井上は、「楽しく、みんなでポップに前向きにゴミを拾える活動は素敵だと感じました」と体験を振り返り、「この活動の輪を広げていけたら」とアピール。「副隊長としてさかなさんに付いて行きたいと思います」と意気込みを語った。

　荒川河口域に特化した海洋環境問題について授業を行ったさかなクンは、川で暮らす生物が海洋ゴミの影響で暮らしづらくなっていることをユニークなトークで説明。「お魚さんたちの暮らしをこれ以上、汚してはいけない、壊してはいけない。スポギョミ！をすることによって、お魚さんたちの暮らしがよりよくなる」と熱弁し、「そうすれば、きれいだな、かわいいな、かっこいい魚いるな。おいしい魚をいただけてうれしいな、につながると思います」と笑顔で呼びかけた。