中川大志『世にも奇妙な物語』初主演 ユニークな設定に「振り回されたりして困惑しながら」

俳優の中川大志がフジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’23 夏の特別編』(17日午後9時~午後11時10分)で初出演にして初主演を務めることが5日、発表された。

中川大志【写真:(C)フジテレビ】
中川大志【写真:(C)フジテレビ】

放送は、17日午後9時~午後11時10分

 俳優の中川大志がフジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’23 夏の特別編』(17日午後9時~午後11時10分)で初出演にして初主演を務めることが5日、発表された。

 フジテレビでは、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。今年も珠玉の4つの“奇妙な”短編ドラマを放送する。

 すでに池田エライザ、鈴木保奈美の主演作が発表され大きな話題を呼んでいるが、中川は「小林家ワンダーランド」に出演する。

 昔は仲むつまじく家族の時間を大切に過ごしていた小林家は、今では家族間の会話はほとんどなくお互いのことにあまり干渉せずにどこかギスギスしていた。そんなある日、長男の達也(中川)に父親(田口浩正)から「あした大切な話があるから昼に家にいろ」というメッセージが届く。

 翌日、達也は実家のリビングに入ると父親、母親(三石琴乃)、妹(松崎未夢)の家族全員がいる。いつも通り会話はなく、達也はいつからこんなにバラバラな家族になってしまったのだろうと悲しく思っているとテレビから注目のテーマパークランキングの特集が流れる。

 昔、家族で遊園地に行ったことなど思い出しながらテレビを見ていると、注目度1位のテーマパークが発表される。テレビには「小林家ワンダーランド」という文字と自分の家の外観が映し出される。意味が分からずあっけにとられている達也に、父親がこれまでのテーマパークの概念を覆す超新感覚ご近所型テーマパーク「小林家ワンダーランド」をオープンすると伝える。

 以下、中川のコメント全文。

――『世にも奇妙な物語』の出演が決まった感想は?

「自分が生まれる前からある歴史ある番組で、幼い時からずっと見てきた番組なので、素直にうれしかったです! 自分がどんな奇妙な話をやるんだろうというのが楽しみでした」

――台本を読んだ感想は?

「奇妙な話なんですが、すごくポップで『世にも奇妙な物語』の中ではコミカルに描かれている方の作品だと思いました。“もしかしたら、こんなことがあるのかな…?”“こんなことが起きたら面白いかも”と思いながら台本を読んでいました」

――“世にも奇妙”ならではのユニークな設定でしたが、実際に演じてみていかがでしたか?

「起きている状況がおかしいので、最初は家族に振り回されたりして困惑しながら、ツッコミを入れながら段々と気づいたら自分も… みたいなところが楽しかったです。ちょっとずつ染まっていくのが『世にも奇妙』だなと思いました」

――小林家の皆さんとの共演はいかがでしたか?

「完璧です! 1クール一緒にやってきたくらいの息のそろい方でした。すごく楽しい方ばかりの現場で、どんどんアイデアがでてきますし、その楽しい空気感が皆さんに伝わればいいなと思います」

――番組を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。

「今年の夏、どこ行こうかな、どうしょうかなって考え中の方はこのドラマを見たら、決まると思います(笑)。ぜひ、お楽しみに!」

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