瓜田純士「出木杉くんにだけはなるな」 教育に持論「何でもできちゃう人は印象に残らなすぎる」

“アウトローのカリスマ”瓜田純士が1日、自身が発売した日めくりカレンダー『関係ねぇよ』の発売記念講演会を都内で行った。日めくりカレンダー登場する文言について説明した。

イベントに登場した瓜田純士【写真:山口比佐夫】
イベントに登場した瓜田純士【写真:山口比佐夫】

映画『STAND BY ME ドラえもん』で「魂が震えるほど泣いた」

“アウトローのカリスマ”瓜田純士が1日、自身が発売した日めくりカレンダー『関係ねぇよ』の発売記念講演会を都内で行った。日めくりカレンダー登場する文言について説明した。

 映画『STAND BY ME ドラえもん』で「魂が震えるほど泣いた」とABEMA番組『BAZOOKA!!!』で語っていた瓜田。この日も「ドラえもん」の例え話が登場した。

「出木杉くんだけにはなるなよ のび太だぞ のび太にはドラマがある」

 瓜田は「自分はのび太だと思っている。ここ(講演会)に来ている人は全員のび太だと思うんですけど、くずってへたれで何かあるとすぐドラえもんに泣きつく。俺も何かあるとすぐ麗子(妻)に泣きつくんですよ。麗子をドラえもんだと思ってて、本当に四次元ポケットみたいに解決策を出してくれるんですよ」と、この言葉をカレンダーに入れた理由を説明した。

 さらに出木杉くんとのび太について持論を展開する。

「出木杉くんにだけはなるなってどういうことかと言うと、オールマイティーに何でもできる。要するに可もなく不可もなく、バランス良くなんでもできるやつっているじゃないですか。そういうタイプって誰も覚えていない。印象に残らなすぎるんです。出木杉くんみたいなやつは何でもできちゃうから人に心配されない。

 日本の教育で言えば、多くの親にとっての理想が出木杉くんなのかも分からないですけど、実際出木杉くんにしちゃったら関心持たれない。のび太はずっと心配される。遠足のバスでいなくなったら『どこ行った?』ってみんなが心配する。出木杉くんの場合は『トイレじゃない?』ってなる。のび太は手を焼かすけど、なにかやったときの功績も大きい」

 瓜田の解釈にイベントに集まった多くのファンたちはうなずいていた。

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