永山瑛太、カンヌでの“両手お手振り”を反省「捕らわれた宇宙人みたいに…」
俳優の永山瑛太が2日、都内で行われた映画『怪物』の初日舞台あいさつに出席。『第76回 カンヌ国際映画祭』での思い出を紹介した。
映画『怪物』の初日舞台あいさつで振り返るカンヌでの思い出
俳優の永山瑛太が2日、都内で行われた映画『怪物』の初日舞台あいさつに出席。『第76回 カンヌ国際映画祭』での思い出を紹介した。
本作は、大きな湖がある郊外の町を舞台とした物語。よくある子ども同士のケンカだと思いきや、彼らの食い違う主張は社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そして、ある嵐の朝に子どもたちがこつぜんと姿を消してしまう……という展開。
学校の先生役で、是枝作品に初参加した永山。先日行われた『第76回 カンヌ国際映画祭』では是枝監督、安藤サクラらとともにレッドカーペットを歩いた。「世界中の方が『こっち向いて!』と是枝監督の写真を求めていた。たまに、(是枝監督を呼ぶ声が)『コレエータ!』と聞こえて振り向いても(カメラマンが)全然こっち向いていないっていう、とても恥ずかしい思いをした」と苦笑いで明かした。
また、是枝監督からステージに上がった際は「振り返ったら手を振ってね」とアドバイスをもらい、「両手で手を振った」という。永山は「ぱっと横を向いたら坂元(裕二)さんも両手で振っていて、そこを写真で抜かれて“捕らわれた宇宙人”みたいになってしまった」と反省した。
永山と同じく両手で手を振った坂元は「あまりにも歓声がすごくて、一人の手では応えられず返しきれない気がして、なぜか両手を上げてしまった。そしたら宇宙人になっていた」と苦笑い。是枝監督は歓声に対して片手で応じていたといい、「慣れている方はやっぱり片手……」と9回目の参加となる是枝監督の姿勢を感心していた。
舞台あいさつにはそのほか、安藤サクラ、黒川想矢、柊木陽太、角田晃広、中村獅童も参加した。