俳優の伊藤沙莉、竹野内豊が31日、都内で行われた映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』（6月30日公開）の完成披露舞台あいさつにメガホンをとった内田英治監督、片山慎三監督とともに出席した。

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『ミッドナイトスワン』の内田監督、『岬の兄妹』の片山監督がタッグを組んだ本作。新宿ゴールデン街にある小さなバーで働きつつ、探偵としての顔を持つマリコが、自称忍者の恋人とともに依頼者の事案を解決するため奔走する姿を描く。

　台本を受け取った伊藤は「どう表現するんだろうってことが詰まっていた。現場で撮影していても、どうなるのかまったく想像つかなかった」と明かすと、共演した竹野内も「出演したキャストみなさんが『仕上がりが想像つかない』と言っていた。完成がワクワクしましたね」と同調した。

　伊藤は、マリコの恋人で自称忍者・MASAYAを演じた竹野内に対し、「現場でお会いしたらMASAYAだった。MASAYAとして存在してくださっていた」と感謝。続けて「MASYAは一生懸命牛乳を飲んだり、やることなすことがかわいいんです。竹野内さんがそれを一つひとつやっているのを見て、ギャップを楽しんでいた」と笑顔で紹介した。

　一方、竹野内も、新宿ゴールデン街でバーテンダーをしているマリコを演じた伊藤を、「歌舞伎町にいる空気感があった。そこに集まる常連の方もそうですし、すごく自然だなって思った」と褒めていた。

　舞台あいさつには、主題歌「ハイボールブギ」の作詞作曲した、Da-iCEの工藤大輝も参加した。