宮崎謙介氏、検察庁法改正案に持論展開 黒川氏の定年延長で「安倍批判するのはちょっと違う」

元衆議院議員・宮崎謙介氏が11日、ブログを更新。多くの著名人が「#検察庁法改正案に抗議します」とSNSなどで声を挙げ、話題となっている検察庁法案改正について持論を展開した。

宮崎謙介氏
宮崎謙介氏

検察庁法案改正の“カラクリ”を噛み砕いて説明「炎上しないか心配」

 元衆議院議員・宮崎謙介氏が11日、ブログを更新。多くの著名人が「#検察庁法改正案に抗議します」とSNSなどで声を挙げ、話題となっている検察庁法案改正について持論を展開した。

 宮崎氏は「【政治関連】検察庁法案改正に抗議!に一言」のタイトルでブログを更新。「私なんぞが申し上げるのは甚だ恐縮ではございますが、ちょっと整理させてください」と前置きした上で、本問題へ言及。「いま皆さんが反対しているのは『国家公務員法等改正案』というもので国家公務員の皆さんの定年を60歳から65歳に上げようぜ、というもの」と、議論となっている点を噛み砕いて説明した。

 そして、この改正案は「これは2年前から『やらなきゃね』と言われていたもの」とし、「だけど、偉い政治家から『それ、やってもいいけど、窓際族の60歳についても定年延長させるの?ありえなくない?』という声があって 官僚側も『すみません。ちゃんとした人にだけ延長するように人事制度を見直します・・』ということになったんです。そのため2年間も時間をかけて制度を見直したっていうわけです」と、このタイミングでの審議になった理由を説明した。

 しかし、「せっかくの良い法案なのに、それをメンドくさくさせているのが、『黒川弘務』検事長の勤務延長の問題です」と言及。「簡単にいうと、総理たちとつるんでるんじゃないの?と言われている黒川さんを、ある意味ではルールを無視して特別に定年を延長させてしまったのです。それが今年の1月。このことはちょっと普通じゃないですよね。これは私もフォローできない」と現行法の解釈変更で黒川氏の定年を延長したことへは納得がいっていないようだ。

 その上で、「今、『ちゃんとした国家公務員の定年を65歳まで延長しよう法案』(国家公務員法等改正案)が審議されているのですが、検察官(この人たちも国家公務員)の定年を63歳から65歳に引き上げる『検察官だって定年延長しましょう法案』もセットで審議されていることで炎上しているのです」と本来の改正案の“目的”であった優秀な国家公務員の定年延長よりも黒川氏の定年延長に注目が集まってしまったと説明した。

「この法律が通って定年が65歳になるのは2022年なのです。問題の黒川さんの誕生日までにはそもそも間に合っていないのですよ」と、審議されている改正案は黒川氏に影響は及ぼさないとした上で、「既に黒川さんの定年は延長されている」と同氏の定年延長は1月にすでに閣議決定されていることを指摘。「黒川さんのことに抗議をするならば、もっと前にすべきだった。繰り返しますが、黒川さんのふいうち定年延長についてはフォローのしようがないです」と批判的に記した。

 そして、「今ここで多くの人たちが抗議をすることは『ちゃんとした官僚たちの定年延長』を抗議することになってしまうのです」と何に対して抗議をしているのかを理解する必要を説き、「今回の『ちゃんとした国家公務員の定年延長』についての議論はちゃんと行われなければならないし、黒川さんのことと混同させて安倍批判をするのはちょっと違うんじゃないかなーと思いますよ」と持論を展開した。

 読者に伝わりやすいよう噛み砕いて問題点を指摘したブログの最後には、「ああ、炎上しないか心配」と締めくくっている。

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(ENCOUNT編集部)

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