LUNA SEAが3年3か月ぶりに声出しライブ「みんなの声を聴いて涙ぐんでる」 トレンドワード入りも

ロックバンド、LUNA SEAが5月27・28日に、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京・調布市)で今年最初のライブ『THE BEST OF LUNA SEA 2023』を開いた。3年3か月ぶりに声出しが解禁になったライブは、バンドの代表曲『ROSIER』で幕開け。ボーカルのRYUICHIの「Say!」の呼びかけに合わせ、大歓声が5人を包み込んだ。MCではファンがメンバーの名前を叫ぶ時間も復活。RYUICHIは「みんなの声を聴いて涙ぐんでます。最高の夜になると思います」と笑顔を見せていた。

「新しい歴史を作ろう」と呼びかけたボーカルのRYUICHI【写真:上溝恭香】
「新しい歴史を作ろう」と呼びかけたボーカルのRYUICHI【写真:上溝恭香】

新しい聖地が誕生 RYUICHIが客席に降りるパフォーマンスも

 ロックバンド、LUNA SEAが5月27・28日に、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京・調布市)で今年最初のライブ『THE BEST OF LUNA SEA 2023』を開いた。3年3か月ぶりに声出しが解禁になったライブは、バンドの代表曲『ROSIER』で幕開け。ボーカルのRYUICHIの「Say!」の呼びかけに合わせ、大歓声が5人を包み込んだ。MCではファンがメンバーの名前を叫ぶ時間も復活。RYUICHIは「みんなの声を聴いて涙ぐんでます。最高の夜になると思います」と笑顔を見せていた。

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 初日のステージでは23年ぶりに『INTO THE SUN』を、2日目は25年ぶりに『WITH』を演奏するなど、ファンを驚かせた時間も。声出し解禁と共に、真矢のドラムソロ、Jのベースソロも復活し、観客を楽しませた。

 歓声や合唱など、あふれるほどの思いを客席から受け取った5人。ギターのINORANは「やっぱりみんなの声を聴くと安心する。みんなの声にパワーをいただいていたんだなって改めて感じました」と感謝。ギター・バイオリンのSUGIZOは「3年間、闇を一緒に走ってくれてありがとう。今日は新しい門出。この熱を世界に届けていきましょう」と意気込んだ。

 SUGIZOの言葉に大きくうなずいたRYUICHIは「新しい歴史を一緒に作っていきましょう」と呼びかけ。Jは「やっぱこれだ。戻るべき場所に戻ってきたね」と喜びを爆発させ、真矢は「オレたちのライブには、お前らの声が欠かせないって分かったぜ!」と一心同体であることをかみしめていた。

 2日目のステージでは、クールなRYUICHIが、マイクスタンドを放り投げたほか、終盤の『WISH』ではステージを飛び出し客席に降りて行くなどし、会場のボルテージは最高潮に。異様な雰囲気に包まれていた。

 初めての会場で、レア曲を演奏するなど“新しい聖地”の誕生に、終演後も熱は冷めず、Yahoo!のトレンドワードには、「武蔵野の森」、演出で使用した「LUNA SEAライト」などがランキング入りした。

27日のステージの様子【写真:田辺佳子】
27日のステージの様子【写真:田辺佳子】

5月29日の結成記念日には150人を招待し無料ライブを開催

 バンドの結成日である29日には、5人で初めて立った都内の老舗ライブハウス・目黒鹿鳴館でファンクラブ会員150人を無料招待するライブ『LUNA SEA Back in 鹿鳴館』を開催。「ROSIER」など3曲を披露した。

 会場では10月7・8日の神奈川・Kアリーナ横浜から、全国5都市を巡るツアー『LUNA SEA DUAL ARENA TOUR 2023』を開くことを公表。ツアーは多くのファンから支持されるアルバム『MOTHER』と『STYLE』をテーマに展開していく。ファイナルが行われる大阪城ホールは12月31日に、13年ぶりのカウントダウンライブとして開催される。

次のページへ (2/2) 【写真】150人を無料招待 5人で初めて立った目黒・鹿鳴館でのステージ
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